【間伐材でログハウスを作ろう】17


雪の中で壁・棚・水場作り



2002. 2. 9/10


寒いことは覚悟して出かけたのですが、舩木山荘に下る道が除雪の雪の壁になっていて
車が通れない状態になっていたのはショックでした。車から手斧を取り出して、氷にな
った雪の固まりを砕いて畑に投げ下ろしました。この作業ですっかり体も暖まりました
がだいぶ疲れました。その壁を通り抜けたあとはスムーズに河原まで下りられました。

チェーンソーと荷物を担ぎ、食材を持って山登りです。山道は雪が20センチくらい積
もっていましたが、固く締まっていて歩きやすい道でした。剣付き長靴は雪道では最強
です。山小屋の周辺は雪で埋まっていました。ブルーシートの屋根が雪に潰されていま
したが、山小屋本体はまったく雪の影響はありませんでした。           

最初の仕事は角材を使って靴脱ぎ場所を作る作業でした。これだけ完成してくると、室
内と屋外をはっきり分けなければなりません。長い角材を小屋の正面に置いて、そこで
靴を脱ぐようにしました。杭をカケヤで打ち込んで高さを合わせてチェーンソーで切り
、その上に角材をカスガイで固定しました。その後稲垣さんが来て、ハミさんが来て、
しゃあさんが来て作業は順調に進みました。2日間でほぼ出来上がるところまで進みま
したので、次に来るときにはきっと驚きますよ〜(^o^)/~              

詳しい事はこちら、瀬音の森日記231をご覧下さい。


猫ミュウさんが作ったドアのアップです。加工精度が素晴らしい出来です。 開け閉めもじつにスムーズで完璧な仕上がりです。

ゆがんでいた窓枠を直す稲垣さんとハミングウェイさん。直角に直りました。 小雪が降る空模様でしたので、いやとにかく寒かった。

北側の壁に張り出した棚を作りました。試行錯誤しながらでしたがなかなかです。 午後に稲垣さんが作った水場。パイプの水をポリタンクに受けてそこから出します。

焚き火場の横にベンチを作りました。焚き火に映えるバーボンがいいですね。 しゃあさんが焚き火の横で焼き鳥を焼いています。これは炭火で焼きました。

焚き火を囲んでにっこり、ベンチはこんな感じです。 寒くなって山小屋です。サーロインステーキを焼く煙が充満してしまいました。

酔っぱらってしまってアングルも何だかおかしくなっています。 朝の食事はたっぷりの雑煮。おなか一杯になって動くのがおっくうになりました。

2日目に南側の壁にも張り出しの棚を作りました。なかなかいい具合です。 ハミさんとしゃあさんはドア横の縦ログを組み終わりました。素晴らしいです。

小雪が舞う中で作業を続けるしゃあさんとハミさんです。いや、ほんとに寒かった。 午後2時半全てが終わって本日の作業終了。外見は完璧な山小屋になりました。