 |  |
| クリオンの朝食。これで１日のエネルギーを確保する。 | 入渓点に到着。今日は車もないし晴れている。 |
いつもの場所に到着。良かった、今日は車がない。早速身支度をして入渓する。河岸の
ススキが穂を出してすっかり秋の風情だ。川は昨日の雨で少し増水している。川石がツル
ツル滑るので慎重に遡行する。晴れて暑いくらいの日差しが降り注ぎ、こんな日は難しい
釣りになるのだが・・と嫌な思いが頭をよぎる。
魚はいるのだが、毛針を見切られている。追っては来るのだがアタックはしてこない。
晴れてる日の特徴だ。焦れる展開が続いた。小さいヤマメが釣れたのがきっかけで徐々に
魚が釣れるようになって来た。もしかしたら時間が早かったのか？？
 |  |
| 最初にヤマメが釣れた。これでボウズは無くなった。 | 次々釣れるのがこのサイズ。今年生まれの木っ葉ヤマメ。 |
 |  |
| 晴れて暑かったり、急に雨が降ったりと忙しい天気だ。 | 徐々にヤマメの型が良くなってきた。 |
 |  |
| とりあえず魚が釣れているのでニッコリ自撮り。 | 川の水は多くも少なくもなく平水だと思う。 |
 |  |
| 今日初めて岩魚が釣れた。 | 次に釣れたのも岩魚だった。 |
途中で晴れて急に暑くなったり、急に暗くなって雨が降って来たりと変な変わり方をす
る忙しい天候だった。川の奥に行くに釣れて魚が大きくなって来た。オスのヤマメは婚姻
色が出て顔がきつくなっている。禁漁目前の渓魚はみなこういう色になる。秋を感じる色
だ。岩魚は婚姻色は出ないが、メス岩魚は顔が丸くなるような気がする。腹が太くなるの
もこの時期の特徴だ。ここぞというところで釣れてくれると嬉しい。
 |
|
| 綺麗なヤマメが釣れた。顔が尖って婚姻色が出ている。雄だ。 | こんな流れ出しで釣れた。 |
 |  |
| 綺麗なヤマメが釣れた。 | カツラの大木が立っている。水面が反射して鏡のよう。 |
 |  |
| 太い岩魚が釣れた。 | これはメスのヤマメか。顔が丸い。 |
 |  |
| いい型の岩魚が釣れた。 | この淵尻で釣れたのは初めてかもしれない。 |
何年も通っている川だが、一度熊に遭遇したことがあるので緊張感を持っての釣りにな
る。熊が出てから同行してくれる人がいなくなった。仕方ないのでいつも一人で川に入る
。腰にナガサを装備してはいるが、熊の速さを考えれば役に立つとは思えない。今日も「
熊に会いませんように・・」と願いながらの釣りになった。
ヤマメも岩魚も徐々に大きくなって楽しい釣りになった。この川もハズレがない川で、
今まで釣れなかった時はない。ありがたい川の一つだ。
 |  |
| これも綺麗なヤマメだった。 | これだけ釣れればもう大満足のVサイン。 |
脱渓近くの何気ない渕で大きな影が走った。合わせると竿が上がらない。魚が淵を走り
回っている。思い切って抜きあげたら途中でハリスが切れた。河原でバタバタしている魚
を見たら、これがデカイ！ 「尺ヤマメだ！」と思って竿のグリップを当てて見たら、
「惜しい・・」泣き尺・・二十九センチだった。とにかくすごい太さでびっくりだった。
最後に今年最高のヤマメが釣れた。
 |  |
| 大ヤマメが釣れた。尺に少し足りない泣き尺ヤマメ。 | この太さ、この大きさ。素晴らしい大ヤマメだった。 |
気分良く脱渓して車に帰る道。突然の豪雨が来た。急いでカッパを着たので濡れるのは
最小限ですんだ。カッパの中で身をすくめるようにして歩く。こうなったら急いでも仕方
ないので慌てずゆっくり歩く。土砂降りの中を三十分歩いて車に戻ったら雨がやんだ。良
くある事だけれど、山の天気は変わりやすい。それにしても、西木の最後を泣き尺のヤマ
メで締めくくれたのは良かった、良かった。
 |  |
| この写真を撮ったすぐ後に豪雨になった。 | ３０分の豪雨。車についたら止んでくれた。 |
クリオンに帰って濡れたカッパを干し、温泉に入って体を温める。部屋に帰ってくつろ
いでいたらみんなが帰って来た。今日もさほど良い釣りは出来なかったようだ。それでも
塩焼き用は確保したと言う。さすがにイナさん、そこは間違いない。
今日は４人で宴会。塩焼きは美味かった。明日の予定などを話しながら大いに語り、大
いに飲む。泣き尺ヤマメの話で盛り上がった。
 |  |
| レストランカタクリで４人の宴会。今日もイナさんの塩焼き。 | 前ちゃんと加藤さん。今日は楽しかったようだ。 |
 |  |
| 釣りの話でずっと盛り上がる。 | イナさんも満足そう。良かった良かった。 |