ホームリバー三たび


何とかボウズを免れた釣り。


 7月17日、三たびホームリバーに遠征した。三週連続というのは初めてだが、今回は
前回まで手前の部分しか釣りをしていないので、奥の方を攻めようと決めていた。いつも
は第一の橋から入るのだが、今回は第三の橋まで歩いてそこから釣り始める計画だ。  
 9時に駐車場到着。車は3台止まっている。先行者がどこに入ったのかわからないが、
とにかく今日は第三の橋まで歩く。林道は濡れていて雨が降ったばかりだとわかる。  

 第一の橋を越えて第二の橋を過ぎた所に釣り人の姿を発見。一人でフライマンのようだ
った。そのまま林道を上流へ歩いていると。上流から釣り人が降りて来た。挨拶をして聞
くと「第三の橋から2人入ってるよ」とのこと。車三台の人がそれぞれどこにいるかはっ
きりしたのだが、正直第三の橋から入るのは無理と諦めた。そのまま戻って第一の橋から
入るのがいいだろうと一緒に降り始めた。「それにして随分早い上がりですね?」と聞く
と「早い時間に入ったんでもう充分です」と笑っていた。餌釣りのようだった。    

 第一の橋から入渓する。いつもの場所になってしまったが、まあ釣りにはなるだろうと
思っていたのが甘かった。どうやら第二の橋にいた人が釣った後のようで、魚の反応が全
くない。いつもなら必ず反応があるポイントで全く反応がない。疑心暗鬼は釣りの大敵。
こうなると悪い方向にスパイラルする。毛針のロストも増え、初めて出た魚も合わせられ
ない。そうこうするうちに第二の橋に到着。これは今日はボウズなのか???やばいぞ。

 橋から林道に上がる。このまま終わる訳には行かない。この川で今までボウズは食らっ
たことがないのだから。少し考えてから降り始める。こういう時の為に取って置きの場所
があるのだ。第一の橋の下流に必ず釣れる場所がある。そこに行くことにした。    
 第一の橋の下流から入渓する。平水だが、ここも魚の気配がない。まだ疑心暗鬼は続い
ていた。そんな時に待ちに待ったアタリがあった。しっかり合わせた竿にずっしりと手応
えがありヤマメが釣れた。やっと釣れた。いやあ良かった。これでボウズを免れた。  

川の様子はいつもと変わらなかったのだが・・・ やっと釣れた一匹。これは嬉しかった。


やっと釣れたヤマメの美しいこと。 この顔も素晴らしい。何度も写真を撮る。


やっと嬉しい自撮りができた。今日はダメかと思った・・ こんなポイントだけど、魚がいてくれた。

 いつもは入らない西沢に入って釣り上る。すぐに大きなアタリがあって大きなヤマメが
釣れた。いやあ、良かった良かった。しばらく上がると今度はイワナが釣れた。やはり人
が入っていない場所を釣るのが一番釣果に近い。堰堤で脱渓したが、心は落ち着いていた
。ボウズを免れたのと、読みが当たっていたのが嬉しかった。本命の場所は外したが、何
とか魚を釣ることができた。こんなこともあるから釣りは楽しい。          

西沢で釣れたヤマメ。 いい型のヤマメだった。


脱渓した堰堤。 「今日は三つ」と叫びながら自撮り。




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