置賜白川での釣り


野村さんと山形で釣り。三日目も置賜白川の別の支流へ。


 6時に起きて朝風呂に入り、着替えてチェックアウトする。コンビニで朝飯と昼を買い、
昨日見ておいた川を目指す。何度も走り回って周辺の景色をすっかり覚えてしまった。  
 川のたもとに駐車スペースがあり、ここで身支度を調える。準備している間にメジロアブ
がブンブンと来襲。なんだか嫌な予感もする。                    

川横の駐車スペースに車を停めて身支度を調える。 第一投でイワナが釣れた。小さかったけど嬉しかった。

 川は渇水というか減水というかチョロチョロ流れているような細い流れだった。しかし、
一投目にいきなりイワナが釣れたのにはビックリ。野村さんも俄然やる気になった。その後
何度も出るイワナを釣り、交互に釣り上がる。細い流れなのに、深い場所には必ずといって
いいくらい魚がついていた。足元から走るイワナも多かった。             

こんな流れの細い川なのだがイワナが釣れた。 次のポイントでもイワナが釣れた。すれてない。


竿を振る野村さん。魚は出るのだが合わせられない。 次も、また次も合わせられない。どうしたんだ?


順調に釣れ、思わず満足の自分撮り。 野村さんが釣った。


またイワナが釣れた。 なかなかいい型のイワナが釣れた。25センチあった。


イワナが釣れて、野村さんに撮ってもらう。 なかなかいい型のイワナでした。


野村さんが釣った。 なかなかいい型のイワナでした。


野村さんが釣っているが渋い。 私は絶好調。またまたイワナが釣れた。


写真を撮ってもらうのが申し訳ないようだ。 なかなか元気なイワナでした。

 しかし、今日の野村さんはおかしかった。5発連続バラシなど、後ろから見ていて心配に
なるような釣りだった。しかし、しかし、運は野村さんを見捨てていなかった。右上の淵で
合わせそこなって左の淵に投じた毛鉤を大きな魚がアタック。バシャバシャと暴れる魚は明
らかに大物。駆け寄ると興奮した野村さんが大ヤマメを釣り上げていた。写真を撮ってサイ
ズを測ると「おお〜26センチだ!」なんとヤマメの26センチが釣れた。       
 ここまで私の26センチイワナが大物賞だったのだが、ヤマメが釣れるとは思わなかった
ので驚いた。今回の大物賞は間違いなくこのヤマメだ。「この一匹を釣るための修行だった
んだよ今までのは…」と野村さん。確かにこの一匹があれば充分だ。          

イワナは次々釣れた。 満を持して野村さんが釣った大ヤマメ。26センチあった。


全てはこの魚を釣るためだった、と満足げな野村さん。 イワナが釣れたが小さい。大ヤマメを見た後だからなおさら。


こんなポイントで釣れた。 またイワナが釣れたが、ヤマメは出ない。


ふり返るとこんな景色が。 またまたイワナが釣れた。

 ヤマメが釣れたので私も俄然やる気になったのだが、しばらく釣っていたら堰堤が見えて
きて、ここが終点だという。堰堤では魚は出ず、有終の美を飾れなかった。無念の脱渓。 
 帰り道は林道なので楽だった。あいかわらずアブがまとわりついてゾンビみたいな二人だ
ったが気分は昨日と違って最高だった。26センチを頭に12尾のイワナに遊んでもらった
ことになる。楽しい楽しい釣りだった。                       

きれいな景色の中で野村さんが釣っている。 小さいイワナが釣れた。


脱渓点の堰堤で竿を出したが魚は出なかった。 帰り道の空がきれいだった。

 車に戻って着替える。着替えるだけで汗まみれになる。アブもたかってくる。さて、一路
福島を目指すのだが、その前に寄り道をお願いした。米沢城の上杉神社を目指す。ここの売
店で米沢牛のステーキ肉を買うためだ。前回加藤さんと来た時にお土産で買って好評だった
ので、今回もお土産に買うことにしていた。                     
 米沢物産館の中のカフェでお昼を食べる。野村さんは米沢牛サンドイッチ、私は米沢牛メ
ンチバーガー。バンズの味が強くてメンチを別に食べた方が良かった。         
 休憩後、車は一路福島を目指す。峠を越えて福島に入ると野村さんが桃を買うという。農
園の直売場で桃を物色し良い物をお土産に買った。私は難あり商品の5個500円のお買い
得品をお土産に買った。                              

暑かったが、気持ちいい川だった。 雲がきれいだった。

 そのまま高速で所沢まで帰る。二人で三日間の釣り旅。足も腕も限界まで動かしたような
気がするが、なんとも爽快な旅だった。こんな旅が出来る歳になったのだなあと実感した。



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