伊豆半島から富士山


伊豆半島を一周して翌日は富士山を真正面に見るドライブ。



 10月27日朝、伊豆半島一周の旅に出かけた。家を出たのは朝8時。所沢インターから
関越高速に乗り、鶴ヶ島から圏央道で東名高速に回る。圏央道は日差しを車の正面から受
けるので暖かいが少し眩しい。平日で車が多いので慎重に走る。           
 東名から小田原厚木道路に入り伊豆半島を目指す。この道は一度スピード違反で捕まっ
たことがあるので、80キロ以上は出さないようにしている。案の定、途中で一台覆面に
捕まっていた。                                 

伊東の近くでカミさんにアクシデント。 シマムラがあったのでシャツを買いに行く。助かった。

 小田原厚木道路から真鶴道路、熱海ビーチラインと乗り継ぎ伊東へと向かう。    
 伊東の手前でカミさんが車内で飲んでいたカフェラテを胸にこぼした。白いセーターに
大きなシミを作ってしまい、困った困ったと大騒ぎになった。伊藤の手前にシマムラがあ
ったのですぐに入って着替えのシャツを買う。旅の初めから何だか波乱の気配だった。 
 伊東から海岸線をトレースするように国道を走る。途中の尾が崎ウイングからの景色が
素晴らしかった。風が強くて立っているだけで煽られるような日だったが、ここから伊豆
半島が眺められるとあって、多くの車が止まって休憩していた。           

尾が崎ウイングで小休憩。展望が素晴らしかった。 ここから伊豆諸島の島が見えるのだが、沖は波が高かった。


たくさんの車が止まっていて、たくさんの人が休んでいた。 伊豆諸島の島位置を示す看板。二つくらいしか見えなかった。

 河津桜の看板が気になったが、そのまま海沿いの道を走る。今日は4時までに西伊豆の
宿まで走らなければならないのであまり立ち寄る時間がない。下田の道の駅で休憩する。
 ここは以前にも来て休憩した場所。その時は近くのホテル黒船に宿泊した。今回はお土
産を買って、コーヒーを飲んで休憩しただけ。                   

男鹿崎ウイングのヤシの木と海。 道の駅「下田」で休憩する。板敷きの床が足に優しい。

 下田からは山道を走って西伊豆に向かう。ここにも道の駅があり、また休憩する。直売
場の野菜が実に見事な品揃えだったが、ここで買うと持ち運ばなければならないので断念
する。また、鯖の燻製というものもあったのだが購入を断念した。鯖の燻製は後々買わな
かったことを後悔した。後悔は先に立たず。いいなあと思うものは買っておくべし。  

西伊豆の海が色が濃い。 休んだ公園にあった猿の像。なんで猿なんでしょうか?

 山道で何度か猿に遭遇する。猿が多い場所のようだった。休憩で立ち寄った公園にも猿
の像が建っていてびっくりした。西伊豆の道は山の上を走っている。港は急な坂道を降り
て向かうため、道路から海が見えない場所が多い。たまたま「港」の看板があったのでそ
の標識に従って海を見に行った。砂利の浜で静かな港だったが、海の色と静かな景色が印
象的だった。風を受けながらひと時の休憩を楽しんだ。               

港の看板に惹かれて海岸を見に来た。 砂利浜で遊ぶのは無理そうだったが、海はきれいだった。


やっと海に近づけて満足そうなカミさん。 シマムラで買った青いシャツがよく似合っている。


たまには自分の写真も撮ってもらう。年相応だなあ〜。 車の青と海の青がよく似合う。

 松崎から土肥温泉の宿に向かう。宿は「たたみの宿・湯の花亭」という宿で、部屋食を
楽しみにしていた宿だった。駐車場には宿の人が車を運んでくれるのですぐにチェックイ
ンする。海に面した素晴らしい部屋だった。                    
 宿に到着してすぐにお風呂に向かう。海が見える広い大浴場にゆっくりと浸かって疲れ
た体を休める。まだ人が少なかったのでゆっくりと浸からせてもらった。ちょうど夕暮れ
時だったので、露天風呂から徐々に暗くなる海をじっくり眺めた。夕暮れ時の空と海の色
は変化が実に美しい。この色を何に例えたらいいのか分からない。          

部屋の窓から見た景色。海が目の前に広がっている。 穏やかな波が寄せてくる規則正しい音が耳に心地いい。


左側の岬にはフェリーの港がある。 こんな部屋でした。


海側は全部窓になっている。眺望は抜群だった。 荷物が広がるとあっという間に自分の空間になる。

 宿の目の前は土肥→清水のフェリー乗り場になっていて、フェリーの発着を見ることが
できた。ちょうど清水港から来たフェリーが着岸する様子を見ることが出来たのはラッキ
ーだった。大きなフェリーが目の前で転回して入港する様が興味深かった。      
 海と空の色が濃くなり、景色が見えなくなるまで部屋の窓を開けて見ていた。素晴らし
い夕まずめの時間だった。                            

刻々と変わる外の色。暮れる色は見ていて飽きない。 夕闇は徐々に濃くなり、フェリーを眺め続ける。


部屋の窓を開けて外を眺め続ける。フェリーが近い。 目の前で転回し、港に着岸するフェリー。

 夕飯は部屋食。コロナ対策で全て事前に盛り付けてある料理だったが、これもコロナ対
策として理解できる納得の方法。料理は西伊豆の味をふんだんに取り入れた海鮮が中心。
風呂上がりのビールが美味く、ついつい酒が進む。キンメの煮付けも美味かった。アワビ
の刺身も美味かった。大満足の夕飯だった。                    

部屋で食べる豪華な夕食。美味しそう。 これは伊勢海老。


カミさんはエビが食べられないのでアワビ。こっちの方が旨そう。 刺身は流石の旨さだった。満足の味。


部屋食は周りを気にしないで食べられるのがいい。 カミさんもビールを飲む。


キンメの煮付けは西伊豆の名物料理。旨かった。 ゆっくり時間をかけて食べる。

 朝風呂にゆっくり入り、朝食をいただく。朝食も部屋食で、全部盛り付け済のもの。自
分でご飯と味噌汁を盛って食べる。シンプルな朝食だが、部屋食なので周りを気にしない
で食べられるのが良かった。                           
 10時くらいまでゆっくりしてからのチェックアウトだった。ゆったりと朝の海を眺め
る時間があった。海は昨日と同じように穏やかで、フェリーの着岸が見られた。いつかあ
のフェリーに乗ってみたいものだと思った。                    

朝風呂も大浴場を独り占めでゆっくり浸かる。 浴槽は船の形をしている。


朝風呂の後は部屋の窓から外を眺める。 静かに打ち寄せる波の音が心地いい。海はいいなあ。


朝食も部屋食。シンプルで美味しい朝ごはんだった。 食後はまた海を見てのんびり。フェリーがやって来た。


フェリーが回転する。夜と違って鮮やかに見える。 港に着岸するフェリー。これに乗れば清水に行けるんだ・・・

 土肥から海辺の道と分かれて修善寺に向かう。今日の目的は富士山周回なので、直線で
早い高速道路を使うためだ。高速に乗る前に道の駅「伊豆月ヶ瀬」に立ち寄って休憩する
。ここでは珍しいものがたくさんあってお土産をたくさん買った。お酒のセットやつまみ
が中心だったが、新しい道の駅には新しい商品があるものだと思った。        
 月ヶ瀬インターから高速に乗り、御殿場インターを目指す。伊豆から富士に向かうこの
高速の景色が素晴らしかった。正面に富士を見てずっと走るのはとても気分が良かった。
 青空と雪を頂いた富士山が目の前にある。テンションが上がり、歌を歌いたくなる景色
がずっと続いていた。残念なことに車を運転しているので富士山の写真が撮れなかった。

 御殿場インターで高速を降り、そのまま138号線に入る。富士山はずっと正面に見え
たままだ。この道は本当に素晴らしい。朝だから正面から光を浴びた富士山が美しい。途
中で休んで写真を撮れば良かったのだが、あまりに景色が良すぎて写真を撮るのも忘れて
しまったというのが正直なところだ。結局、山中湖を通り過ぎて富士吉田まで走って、や
っと車を止める場所まで来た。                          
 車を止めたのは吉田うどんを食べようとお店を探して、到着したお店の駐車場。ここか
らも富士山が見えるのだが、残念ながら逆光になってしまった。           

やっと富士山の写真が撮れた。うどん屋さんの駐車場。 吉田うどんの店。「麺ズ・富士山」

 吉田うどんのお店は「麺ズ・富士山」という名前のこぢんまりとした店だった。私は肉
うどんをカミさんはキツネうどんを注文した。温かいうどんだったので、硬くて有名な吉
田うどんだったが柔らかい状態で食べられて良かった・・とはカミさんの弁。     

これがお店のメニュー。 私が注文したのは肉うどんの温かいやつ。


カミさんが注文したのは温かいきつねうどん。 忍野八海は初めてだったので興味津々。

 一休みしたので、忍野八海を目指して車を走らせる。周囲の山は紅葉が始まっていて赤
や黄色に色づいた木々が見える。林の道のドライブもなかなかいいものだ。      

 忍野八海は初めて行った。昔から透明な湧き水にニジマスが天然繁殖している川として
有名だが、見るのは初めてで、興味津々だった。一度来たことのあるカミさんの案内で川
や湧き水の池を観て回る。とにかく、水がきれいな事とニジマスが巨大なことが驚きだっ
た。ニジマスの他にもイワナ、ヤマメ、シナノユキマスなどが悠々と泳いでいる。池の底
に青く映る自分の影もきれいだった。素晴らしい景色と富士山に感動した。      
 一度でいいからここで釣りをしてみたいものだ、と言ったらカミさんに怒られた。毛針
を投げたら1発ででかいのが釣れるよな・・・まあ、無理だろうけど。        

真っ赤な大モミジが出迎えてくれた。 こんなハンノキが川岸に生えている。素晴らしい。


豊富な水量の川が流れている。 観光地らしい橋がかかっているが、川は素晴らしい。


ソーシャルディタンスを訴える看板が釣りの絵で出来ている。 川の水が素晴らしい。


流れている水のきれいなこと。水草が美しい。 この流れならニジマスがいてもおかしくない。


この流れを見ているだけで幸せになる。 そして見上げれば富士山が・・・。


なんと水車の似合う風景か。人がいなければ安曇野のようだ。 湧き水の池。魚の影が悠々と動いている。


巨大なニジマスが目の前を悠然と泳ぐ。 なんなんだ、この魚の群れは! つ、釣りたい・・。


茅葺き屋根が池とよく似合う。 ここが釣り堀なら最高なのに。しかし、そんな事は言えない。


カミさんが見上げる先に逆光の富士山が浮かぶ。 逆光だがこれはこれで美しい富士山。富士山は何でもいい。


忍野八海中心の青池。水色が素晴らしい。 池の底に浮かぶ二人の影。晴れた日のこの時間だけの映像。


池全体を眺めるとこんな感じ。 遠景に浮かぶ富士山が素晴らしい。


こう見るとしっかり観光地なんだなあと思う。 茅葺きも観光地の演出なのだが・・まあ、いいんじゃないですか。


しかし、日差しの強い日だった。地面の影が濃い。 観光地門前の店。のれんがいい感じ。


振り返ると門前町と山々がくっきりと見える。 最後はやはりこれ。富士山の写真で旅の締めくくり。

 忍野八海を堪能して帰路につく。帰路は富士吉田から高速に乗り、大月経由で中央道へ
と走り、八王子経由で圏央道に回る。鶴ヶ島から関越に乗り、所沢インターまで走る。い
つもの帰り道だ。                                
 伊豆半島と富士山を堪能しての旅が終わった。お土産もたっぷりあるし、写真をみなが
お酒を飲むのも楽しみだ。良い旅行ができた。                   


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