水戸の偕楽園


水戸の偕楽園に梅の花を見に行った。



 2月25日、水戸の偕楽園に梅の花を見に行った。偕楽園の梅が満開になったというニ
ュースを見て出かけたのだが、まだ5分から7分の開き具合だった。まあ、桜よりも花も
小さいし、華やかさは少ないが楽しい花見ができた。                

4時間かけて到着した水戸偕楽園の駐車場。 駐車場から偕楽園に向かう「梅桜橋」の上から園を望む。


入り口前にあった紅梅。いい香りが漂っている。 入ってすぐに巨大な杉が・・「太郎杉」の立て札がある。

 三連休を避けて人の少ない平日に行ったのだが、かなりの人出だった。ガイドさんの話
によると例年の3月10日くらいの開き具合で過去一番早い開花状況とのこと。桜の花も
早く咲くだろうと言っていた。ホームページの写真に惹かれて行ったのだが、この写真は
どうやらドローンで撮影したもののようで、実際に見ることはできなかった。ガイドさん
も説明に困っていた。                              

東西梅林に入ると柵に囲まれた八重に咲いた梅があった。 満開の梅林にはいい香りが漂っている。


ピンク色のしだれ梅。香りも強い。 入り口近くに非毛氈の席がある。写真を撮る人が多い。

 正直な所、今まで梅の花見というのをきちんとした事がなかった。カミさんから「梅の
花もいいもんだよ」と言われて来たのだが、本当に梅の花見の楽しさを実感することにな
った。                                     
 梅の花は見るのではなく香りを楽しむものだった。梅の花には野梅系・杏系・すもも系
などの違いがある。また枝垂れ梅も様々な品種があり、紅白の違いもある。それぞれの香
りが微妙に違う。手を使わず花に鼻を近づけて香りを楽しむ。桜にはない楽しみ方だ。 
 しだれ系や杏系は香りが濃く、白梅やすもも系の梅は爽やかな香りがする。一番良かっ
たのは白梅の八重咲きだった。上品で甘い香りが周辺に漂い、幸せな気持ちになる。  

見晴らし広場へと向かう。 広場から見下ろす梅林の景色もなかなかのもの。

 もう一つの見所は梅の木だった。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるくらい梅の
木は剪定しながら育てるもの。偕楽園ともなると、一本一本がまるで盆栽のように手入れ
されていて何百年という風格を感じさせてくれる。南画の主題になるのは、やはり梅であ
り、桜ではない事がよくわかる。園内を回りながら様々な老木の姿を鑑賞するのも梅園な
らでなの楽しみ方だった。                            

立派な松と梅林の風景が素晴らしい。 好文亭はたくさんの人でごった返している。

 時節柄混雑を避け、好文亭には寄らなかった。まだ誰もいない茶屋の奥で頼んだ食事は
水戸ならこれということで「納豆そば」カミさんは偕楽園ということで「梅うどん」。ど
ちらも美味しかった。                              
 茶屋内部に徳川斉昭公が決めたという「水戸八景」の絵が八枚掲げられていた。江戸時
代の水戸藩の風情を忍ばせる版画だった。                     

水戸八景の額。店内には八景の絵が飾ってあった。 私が注文した「納豆蕎麦」。水戸に来たら納豆でしょ。


カミさんが頼んだのは「梅うどん」。これも美味そう。 寒かったので、温かいものを食べて暖まろう。


食後にもう一度東西梅林に行き、香りを楽しむ。 何百年も生きている老木が素晴らしい。


花の香りと老木を楽しむ。 梅林を堪能した1日だった。

 斉昭公が弓の材料にするために京都から移設したという孟宗竹の林を見て、静かな風情
を楽しんだ。梅の花の香りがほのかに漂う偕楽園。梅の花見もいいものだと、この歳にな
って知るとは思わなかった。静かで雅な花見だった。                

竹林の入り口。 太くまっすぐな孟宗竹が素晴らしい。


竹林の道を振り返る。 出口近くにあった「吐玉泉」。大理石から湧き出している。



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