清水と惜しい引き分け


エジのスーパーゴールで先制するも岡崎にやられた。


9月18日(土):サイスタ:清水エスパルス:Jリーグ23節


秋の三連休初日、久しぶりにサイスタに向かった。東川口駅でJICKYさんと待ち合わせ
て「久しぶりだね」などと話しながら浦和美園駅に着く。途中の屋台村で遅い昼食を買
い、缶ビールも買う。今日は朝から絵を描いていて消耗しきっていたので、ガソリン代
わりにビールを飲みながら歩く。まあ、サッカー観戦の時でなければ許される事ではな
い。サイスタの前は大勢のサポーターが集まって、それぞれ試合前の時間を楽しんでい
る。今日の相手は清水、小野伸二がレッズの前に立ちはだかるはずだ。伸二との再会だ
が、相手にすると本当にいやらしい選手だと気付かされる。            

晴天のサイスタ。まだまだ日が高く暑い。 サイスタの中、いつもの席に向かう。


ゴール裏もやや空席が見えるものの埋まっている。 清水サポもたくさん入っていた。

スタジアムに入り、いつもの席に着く。日影でちょうどいい気温だ。猛暑の夏がなかな
か終わらず、今日も暑い日だったが、日影に入ると風が爽やかに感じる。清水サポがい
っぱい入って、もうサンパのリズムで歌が始まっている。あれがずっと続くんだと思う
と、サポも大変だなあと同情する。すでに選手のアップが始まっていた。今日は岡本が
初先発で、高橋峻希と原口元気もスタメンに名を連ねている。若いレッズが4位の清水
に立ち向かう。ワクワクするようなドキドキするようなこの臨場感がいい。これはスタ
ジアムに来なければ味わえない感覚だ。                     

ピッチ上では選手のアップが始まった。 スタメンの発表にゴール裏が盛り上がる。

試合が始まった。選手の動きがいい。清水も切れのある動きで、双方が流れを取ろうと
必死になってボールを奪い合う。迫力のある攻防が続く。先制したのはレッズ。サヌか
ら出たボールをポンテが右に叩くと、そこにエジミウソンがいた。エリア外からの強烈
なシュートが西部の手をかすめてサイドネットに突き刺さった。久しぶりで見たエジの
ロングシュート。いやあ素晴らしい。スタジアムが熱狂する。4位の清水に先制した。

試合開始前の整列。選手に万雷の拍手を送る。 エジのスーパーゴールが決まって先制した。

先制したレッズはその後も攻め続けた。原口がキーパーとの1対1をブロックされたの
が痛かった。あれさえ決めていれば勝てた試合だったが、チャンスを潰していると相手
に流れが行ってしまう。ゴール前に上がったクロスを岡崎にジャンピングボレーで決め
られて同点になってしまった。調子を落としていた清水だったが、ワンチャンスをもの
にされてしまった。伸二が効いている。レッズにいたころよりも走る走る。それもじつ
に嫌なところに走り込む。レッズの選手が付ききれないのだから困ったものだ。   

そのまま前半が終わる。日が陰って涼しくなってきた。半袖シャツ一枚ではちょっと肌
寒い。先日までの暑さを考えると嘘のような天気だ。サッカー観戦日和といえる最高の
状態。席でまったりハーフタイムを過ごし、後半開始を迎えた。          

一対一で後半開始のホイッスルを待つ。気合いのはいる一瞬。 シーソーゲームがそのまま終了してしまった。

後半はどちらもチャンスあり、ピンチありのシーソーゲームとなった。ゴール前からゴ
ール前への息もつかせぬスリリングな展開に思わず時間を忘れた。清水と互角の戦いを
している選手達。先発の岡本の足が攣り、交代を余儀なくされる。高橋は足を伸ばしな
がら懸命に走っている。原口は相変わらず守備をさぼるが攻撃では素晴らしい動きを見
せている。老かいな清水の選手相手に若い選手達が互角に渡り合っているのが嬉しい。
ドキドキしながら、何だかワクワクしている自分がいる。試合はそのままドローで終了
した。肩を落とす選手達にスタジアム全体から暖かい拍手が送られていた。     

選手がゴール裏に挨拶に来た。精一杯の拍手で讃える。 メインでもみんな拍手で迎えた。

観戦後、JICKYさんとアフターバーで飲む。二人で今日の試合の話をする。若い選手の
頼もしい戦いぶりに納得の観戦だった。このまま行けばどんどん良くなって行くと思う
ので頑張って欲しい。
アフターバーで今日の試合をふり返る。 JICKYさんもついビールがすすむ。

9月18日(土) 2010 J1リーグ戦 第23節                    
浦和 1 - 1 清水 (16:03/埼玉/38,909人)                 
得点者:19' エジミウソン(浦和)、38' 岡崎慎司(清水)            


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