ナビスコは1勝も出来ず敗退


名古屋に5点取られて完敗! 不甲斐なし、情けなし。


6月8日(日):サイスタ:名古屋グランパス:2008 ヤマザキナビスコカップ


ナビスコカップ、浦和レッズは予選敗退が決まった。それも一番乗りで。いったい何時
以来だろうか。情けないことこのうえない。そして、決勝トーナメントへの最後の戦い
になるはずだった今日の試合は、単なる消化試合になってしまった。一位勝ち抜けで消
化試合を迎えた事はあったが、敗退決定で消化試合を迎えることは記憶にない。サイス
タに応援に行くモチベーションがない。しかし、チケットがあるのでムダにも出来ず、
JICKYさんと観戦に行くことになっていた。                   

いつものサイスタへの道を歩く。 選手のアップが始まった。

消化試合にかかわらず、スタジアムには3万を超えるサポーターが詰めかけていた。選
手には本当に奮起を期待したいところだ。今日もいつものように試合前から旗を振る。
ぶつぶつ言いながらもこうして応援に来てしまうのだからお人好しなんだろう。今日こ
そは目の色を変えて選手が戦ってくれることを期待していた。前回のガンバ戦での乱闘
騒ぎの影響で緩衝帯が2倍に広がっていて、広大な無人席が広がっていた。本当にもっ
たいないことだ。                               

出てきた選手を応援するゴール裏。 倍の広さに広がった緩衝帯。本当にこれだけ必要なの?

選手が出てきた。キーパーは加藤順大が先発のようだ。大丈夫なんだろうか・・・。監
督は若い選手を使いたがるのだが、まだ若い選手が上のレベルに上がっていないような
気がしている。目の色を変えて戦う状態になっていないように思うのだ。言葉を変えれ
ば、お客さん状態。ミスをしても「仕方ないや」というような雰囲気があるのがイヤだ
。絶対に負けない、という闘志が全面に出てこない若手が多い。世代的な特徴でもある
のだろうが、淡々としている。いや、上手いんだけどね。             

アップが終わり、一端選手がピッチから消えた。そして再入場のファーストインプレッ
ション。選手の左腕には喪章が巻かれていた。サイスタ場長でもあった故長沼健さんの
追悼だった。試合開始前に1分間の黙祷が行われた。スタンドも含めて全員が起立し、
静寂のひとときを共有する。長沼さんはフランスワールドカップの時に加茂監督から岡
田監督に切り替えた決断の人だ。巡り巡って、今の代表も岡田さんが監督になっている
ことを考えると不思議な気がする。                       

整列する選手の左腕には喪章が巻かれていた。 唯一の得点は梅崎の右足。この時は同点だったのに。

試合開始のホイッスルが鳴った。見どころはたくさんあった試合だった。それなりに楽
しめた。しかし、結果は1対5で負けた。試合が終わっても溜息しか出なかった。東川
口の居酒屋でJICKYさんと飲んだ。飲み過ぎてどうやって帰ったかも記憶に定かでない
。何というか・・・二度と見たくない試合だった。細かく思い出そうとしてみたが、頭
が拒否しているようで、詳細が思い出せない。名古屋が強かった、という事にしておく
しかない。じつに不甲斐ない。情けない。                    

翌日は二日酔いで半日死んでいた。                       


6月8日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ                   
浦和 1 - 5 名古屋 (15:00/埼玉/35,417人)                
得点者:14' 小川佳純(名古屋)、54' 梅崎司(浦和)、61' 杉本恵太(名古屋)  
71' 阿部翔平(名古屋)、76' 杉本恵太(名古屋)、87' 杉本恵太(名古屋)    


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