横浜に快勝し、ナビ予選はトップ通過!


消化試合とは思えない素晴らしい試合で完勝。強いチームになったものだ。


5月21日(日)ナビスコカップ予選最終戦:横浜Fマリノス:サイタマスタジアム2002

快晴のサイスタ。すがすがしい天気に気分も最高。今日もレッズサポの姉と観戦するこ
とになっていた。席に着くとマリノスサポも大勢いるのが見えて楽しくなる。マリノス
の選手がピッチに現れ、大きな歓声とブーイングが湧き上がる。そうそう、スタジアム
はこうでなくちゃいけない。強い日差しに緑のピッチがまぶしいようだ。アップする選
手も気分良さそうで、まさにサッカー観戦日和といえる。             

快晴のサイスタ。素晴らしいサッカー観戦日和だった。 今日もハートフルコンサートを聞いてから入場する。

スタメン発表にスタジアムが湧いた。ゴールキーパーが山岸でなく、加藤順大だったの
だ。これには驚いた。ギドも思い切ったことをするものだ。まあ、すでに決勝トーナメ
ントに進出は決まっているので、若手の成長のためにこういう機会を利用するのことも
ありだと思うので大歓迎だ。そういえば細貝も出ているが、こちらはレギュラー扱いで
もおかしくないので違和感はない。控えには赤星やセルヒオやカニも入っている。この
メンバーが試合の状況によっては出てくる訳で、そういう意味でも楽しみな試合になっ
てきた。一方のマリノスはまだ勝ち抜けは決まっていない。何としても今日勝って1位
で通過したいはずだ。いろいろな意味で面白い試合になりそうだ。         

超満員のゴール裏。今日も素晴らしい応援が出来そうだ。


スタメン発表に湧くサイスタ。 マリノスサポからも良く声が出ている。

キックオフの笛が鳴った。マリノスの出足が速い。レッズ陣内での攻防が続く。しかし
攻撃が中央に集中しすぎてレッズの壁を崩すことが出来ない。反対にレッズは両翼の平
川と相馬がトップスピードのドリブルを繰り返し、徐々にサイドから勢いを盛り返して
いった。そして前半23分のことだった。永井からのスルーパスを受けたワシントンが
ボールを運び、前にいた山田がラインを気にして戻る。線審が勢いよく旗を挙げた。オ
フサイドか・・と思ったのだが主審の笛が鳴らない。ワシントンはそのままドリブルし
てキーパーを交わしてゴール!マリノスの選手は線審の旗を見て止まってしまった。あ
くまで主審の笛が鳴らない限りオンプレーだったのに、セルフジャッジが命取りとなっ
た。このプレーにはマリノスサポから大きなブーイングがあったのだが、後で写真を確
認したところ山田はオフサイドではなかった。主審の穴沢さんがよく見ていた。   

ワシントンの1点目。山田の「ナイスアシスト」だった。 相馬のレッズ初得点。素晴らしいシュートだった。

勢いづいたレッズはサイドから面白いように攻め上がる。両サイドの二人は本当に楽し
そうだった。32分には平川のクロスをワシントンが受け、横の山田に流し、山田が置
くようなパスをゴール前に流す。そこに走り込んだのが相馬。左足の強烈なシュートが
サイドネットに突き刺さり、待望の2点目となった。相馬はレッズでの初得点だ。スタ
ジアムが歓声で揺れる。相馬コールが響き渡る。相馬も嬉しそうだ。        

3点目も平川のクロスだった。ゴール前を低く早いクロスが通り抜けた。ワシントンが
伸ばした右足のアウトに当てたボールがそのままゴールイン!なんと素晴らしい足技!
前半終了間際の3点目にスタジアムもお祭り騒ぎになっていた。あのマリノスに前半だ
けで3対0・・・素晴らしいじゃないか。ワシントンコールが鳴り響いて、マリノスの
ゴール裏は静まりかえっていた。たぶんこのスタジアムにいた誰一人前半のこの内容を
予測できた人はいないだろう。初出場のゴールキーパー加藤にとってもじつに素晴らし
い試合になっていた。ハーフタイムのサポーターはみんなニコニコ笑っている。   

ワシントンの2点目。平川のクロスを押し込んだ。 後半開始前に気合いを入れる選手達。

後半開始からも流れはレッズだった。この日のサイドは素晴らしかった。マリノスのサ
イド守備がもろかったという事もあるのだろうが、とにかく攻撃の連動性があった。ポ
ンテがいない事で全員が連携に気を使った為かもしれない。動き回った平川が18分に
岡野と交代した。そしてその岡野に永井から素晴らしいスルーパスが出て、一気にゴー
ル前に走り込んだ岡野からピンポイントのクロスがワシントンに入り。それを鮮やかな
ヘッドでゴールに流し込んだ。ワシントンのハットトリック完成の瞬間だ!もうスタジ
アムはお祭り騒ぎだった。コールに応えるワシントンも両手を挙げて満面の笑顔だ。 

ワシントン3点目。ハットトリック完成。 試合終了。勝利の歌をスタジアム全体で合唱する。

その後ハーフナー・マイクという巨大な若者がマリノスに得点をもたらすことになるの
だが、まあサブメンバーで2失点は仕方ないだろう。おまけのようなもので、別に痛く
もかゆくもない。しかし、明らかなハンドくらい取ってくれよ審判。勝ったからいいけ
どね別に。マリノス相手に4点取れたのが嬉しい。                
5月21日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ                 
浦和 4 - 2 横浜FM (15:02/埼玉/43,129人)               
得点者:'23 ワシントン(浦和)、'32 相馬崇人(浦和)、'43 ワシントン(浦和)、
'70 ワシントン(浦和)、'73 塩川岳人(横浜FM)、'81 田中隼磨(横浜FM)   


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