浦和駅前で署名活動をした。


浦和レッズを強くする為に署名をお願いします!

1999年12月24日(日)浦和駅前の駐車場にライトバンを停めて、慌ただしく
荷物を引っ張り出して駅前へと急ぐ。大きな紙包みの中には昨夜急いで作ったポスタ
ーとパネル、そして署名活動をする人が胸に着けるゼッケンが入っている。ガムテー
プや画板、署名用紙は他の人が持ってきているはずだ。クリスマスイブの渋滞にはま
り、集合時間に遅れていたので大急ぎで駅前に走った。             

駅前には7〜8名の人がすでに署名活動をしていた。急いで挨拶して自分も署名活動
に入る。QUEEN大好きさんとかなめさんがすぐに反応してくれてポスターを貼り
、パネルを掲げ、署名のお願いを叫ぶ。たくさんは東口に行っているようだ。駅前を
急ぐ人が驚いたように立ち止まって声に耳を傾け、パネルに見入っていた。積極的に
署名をしてくれる人が多く、浦和でのレッズの人気がよく分かった。リーグ戦も終わ
った駅前にレッズのジャケットを着てマフラーを巻いたサポーターが何かを叫んでい
る。駅を利用する人が何ごとかと寄ってくるのが狙いだ。パネルを読むと皆一様に納
得した顔になりおもむろに手袋を取り、署名のペンを握ってくれた。       

本当に今回の降格は浦和の人にとって大きなショックだったようだ。誰かがやらなけ
ればいけなかった事をやっているだけなのだが、「ガンバレ」と励まされると嬉しか
った。中には知らん顔をする人もいるが、大勢の人が署名してくれるという事が今回
の降格を深刻に考えているという証拠になっていた。              
「浦和レッズは強くなければいけません。浦和レッズを強くするためには組織改革を
しなければなりません。浦和レッズを強くする為に署名をお願いいたします。」  
声が枯れてきたが叫び続けた。                        

昼は交代で食べた。私は斎藤さんと駅ビルの軽食喫茶でスパゲティを食べた。寒いと
思って厚着をしてきたのだが、叫んでいるためか体が寒さを感じない。喫茶店の中が
やけに暑く感じた。ひと休みしてすぐに署名活動を再開した。しばらく声を張り上げ
ていたら、一人の男の人に声をかけられた。                  
「俺UBだけど、あんた達誰の許可を取ってやってる訳?」            
「誰の許可も取ってないですよ。我々がやろうと思ってやってるだけです。本来なら
UBさん達が先頭に立ってやらなきゃいけない事でしょ?」            
「そうなんだけどね、いろいろあってさ・・・ま、頑張ってくれや応援するよ。」 
やはりUBの中でも色々な意見があったようだ。こんな小さな活動だけど、一石を投じ
た結果になったようで嬉しい。もちろん彼も署名してくれた。          

夕方、さすがに寒くなってきた。かなめさんが「寒いでしょう」と言いながら温かい
缶コーヒーを人数分買ってきてくれた。若いのに気配りが出来た人だなあと感心した
。ずっと齊藤さんとペアで、私が叫び齊藤さんが画板で署名をしてもらうという形だ
った。1日で何人くらいの署名が集まったか分からなかったが、4時くらいには終了
したと思う。この署名はこれからレッズの事務所にたくさんが持って行くことになっ
ている。日頃座り仕事なので、立ちっぱなしの1日で足腰が痛かった。駅前駐車場に
車を停めっぱなしだったので、かなり高額の駐車料を払わされるはめになってしまっ
た。帰り道、充実した気持ちではあったが、まだまだこれは始まりに過ぎないと思っ
ていた。渋滞している秋ヶ瀬橋の上から夕暮れの富士山がくっきりと見えていた。 

帰り道、クリスマスイブだということを思いだし、スーパーでケーキと牛肉を買った
。帰って風邪で寝ているカミさんの為にボルシチでも作ろう。それにしてもクリスマ
スイブに風邪で寝ているカミさんを放っておいて署名活動に走るとは・・・世間の人
が見たら、ずいぶんひどい人間だと思うに違いない。              




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