瀬音の森日記 91


11月の定例会



1999. 11. 11


11月11日(木)定例会が青山コピスで開かれた。今回は●東大演習林勉強会の反省
、●小菅川清掃イベントの反省、●日本財団ボランティア支援の申請、●釣りサンデー
「渓流スペシャル」の件、●炭焼き体験教室の件、●森林インストラクターの件、●忘
年会の件、●会費納入方法の件、●来年度の活動について・・・と豊富な内容だった。
出席者は高野さん、本間さん、服部さん、稲垣さん、澤田さん、猫ミュウさん、野村さ
ん、澤田さん、わたるさん、尾崎さん、清石さん、kurooの12人だった。     

●東大演習林勉強会の反省:会報第3号に感想文が掲載されるが、その中に反省すべき
点が様々に指摘されている。主な内容は○事前に勉強会(予習)が出来なかったか?○
キノコ、野鳥、草花など専門家にそれぞれ説明してもらうように出来なかったか?○夜
にその日に学んだ事の復習が出来なかったか?○大村技官の説明が遠くて聞き取れない
人もいた。○全員の集合写真を初日に撮らなかった。○定期的に開催して欲しい・・・
などの反省点・要望が出た。今後の活動の参考にしたい。             

●小菅川清掃イベントの反省:これはイベントが村主催の清掃活動だったため、どこま
で「瀬音の森」として段取りを組めば良いかが分からなかった為に、告知が遅れたのが
反省として上げられた。次回以降は事前に確認したい。そのほか、○活動記録として必
ず集合写真は必要。○その場でじゃんけんというのは見苦しい。○午後の渓魚ウオッチ
ングは良かったので、そういうイベントを考えてもいいんじゃないか?○今後の取り組
みが増えそうだから、こまめな連絡を考える・・・などの点が話し合われた。    

●日本財団ボランティア支援の申請:これは「瀬音の森を考える会議室」での、おおよ
しきりさんからの情報で、日本財団が里山保全などのボランティアに最高100万円の
支援をしてくれるというもの。11月いっぱいが申請期間なので、申請するかどうかが
話し合われた。日本財団支援ボランティアである事を明示する事が条件になっている。
今後の会の活動を考えた時に、ヘルメット、下刈り鎌、ノコギリ、チェーンソーなどの
機材の調達は必要な事だ。その財源として利用出来れば良いのではないかという意見が
大勢をしめた。実績のない瀬音の森なので、受理されるかどうか分からないが、とりあ
えず申請してみようという事になった。この件について異論のある方は事務局まで申し
出て頂ければありがたい。                           

●釣りサンデー「渓流スペシャル」の件:これは、会員の安谷さんの元に釣りサンデー
という雑誌から問い合わせがあり、1月発売号に「瀬音の森」に関しての文章を掲載し
たいとの事で、その是非について話し合った。いずれにしても、具体的な話は確認でき
ないので、kurooとNAKANOさん、安谷さんに一任するという事になった。     

●炭焼き体験教室の件:秩父の林業家、守屋さんのご厚意で炭焼き体験教室が出来るこ
とになった。日時は12月12日(日)朝6時から午後3時の予定。早朝からの作業に
なるので、前日に芦ヶ久保民宿泊のプランも考えている。詳しい事は会報の中に同封す
る事にしたので、確認して頂きたい。                      

●森林インストラクターの件:これは以前から考えていたことなのだが、瀬音の森とい
う団体に欠けている部分だった。農林水産省認定の国家試験で認定される森林インスト
ラクターは、里山保全や林業ボランティアには欠かせない存在だ。瀬音の森が今後、社
会に認知される為に最も求められている存在とも言える。試験は相当に難しいもので、
即合格などということはあり得ないのだが、その勉強内容は全て瀬音の森という団体に
有効になる。特に実技の勉強は有効だ。森林インストラクターに興味のある人がいたら
一緒に勉強しよう、という呼びかけをした。                   

今後2年から3年かけて、じっくりと森林インストラクターを目指して勉強したい。結
果として試験に受かる人がいれば良し、試験はダメでも勉強したことは身に付く。自信
を持って林業ボランティアに取り組むためにも、ぜひ頑張りたい。参加したい方は申し
出て頂ければ嬉しい。私は来年の1月から取り組む予定。             

●忘年会の件:いよいよ忘年会シーズンに入る。瀬音の森の1年を振り返りながら、い
ろいろな事を反省しながら忘年会をしたい。という事で、1年間お世話になった青山コ
ピスを借り切って12月9日(木)午後7時から定例会兼忘年会を開催する事に決まっ
た。こちらも詳しい事は会報に同封するので確認して欲しい。当日は、演習林勉強会の
ビデオ、小菅川環境ビデオ、川辺川ビデオ、長良川ビデオなどが上映される予定。予約
と予算の関係で参加は事前に事務局まで連絡して欲しい。             

●会費納入方法の件:年会費の納入方法を検討した。具体的にはいろいろな方法がある
のだが、基本的には郵便局の口座に振り込んでもらう方法にした。「瀬音の森」の会費
用の口座を新しく作り、そこに振り込んでもらう事になる。口座作りなどは、会計担当
の加藤さんと黒沢で検討しながら進めることで了承をもらった。決まり次第、会員全員
に連絡したい。                                

●来年度の活動について:これは次回定例会までの宿題にした。提案した人が実行する
などという事はないので、いろいろなアイデアを提案して欲しい。その中から実行可能
なアイデアを来年度の計画に組み込みたい。提案はメールでも構わないので、どしどし
事務局まで送って頂きたい。                          

●長良川ビデオの件:高野さんから発言があった。長良川は5年間のモニタリング期間
を終え、見直しの年となっている。果たして建設省はどんな結論を下すのか注目される
ところだが「ゲートを開けろ!」という声を上げ続けたい。その応援ビデオを高野さん
から預かっているので、興味ある方は連絡してもらいたい。忘年会の時にも上映するの
で、是非ご覧頂きたい。吉野川を、川辺川を、同じ悲劇に向かわせないためにも・・・

いろいろあって大変だった・・・・あとはまた明日から。