瀬音の森日記 69


7月の定例会



1999. 7. 8


7月の定例会が8日の木曜日、青山コピスで開催された。参加者は清石さん、藪の
高橋さん、猫ミュウさん、わたるさん、ハミングウェイさん、稲垣さん、JICKYさ
ん、野村さん、RYONさん、前川さん、そして私と11人だった。       

今月の定例会の内容は、●「瀬音の森・西丹沢」の現状報告。●10月のイベント
の場所の紹介。●小菅の現状報告と発眼卵放流の話。●「きのこの森」作りへの協
力依頼。●署名運動の経過報告という内容だった。              

まずは藪の高橋さんから、今取り組んでいる「瀬音の森・西丹沢」のレポートが出
された。丹沢山塊に展開する壮大なプロジェクトなのだが、まだ全容を紹介出来な
いのが残念だ。「瀬音の森」の真価を問われるような内容に、全員が食い入るよう
にレポートを読む。                            

西丹沢の山塊の奥深く、山頂付近に植林すべき広大な面積を有し、手前の県有林で
の枝打ちや間伐はいくらでもやる場所があるとのこと。山の手入れをする人が少な
くなり、奥山に手が回らなくなっている。ボランティアも奥山まではとてもやる人
がいない現状。我々が参加出来る可能性はそんなところからも広がってくる。  

やるとなれば、相当な人数と期間と費用がかかるだろう。その前に一度現地を見て
おかなければならない。釣りをしながら調査をして、準備に入るのもいいかも知れ
ない。いずれにしてもやりがいのあるプロジェクトだ。            

10月のイベントは秩父の東大演習林の見学と勉強会なのだが、会員の菊池さんに
交渉窓口になってもらっている。その菊池さんから会場案内の資料が届けられてい
たので、それを回覧した。演習林のパンフレットと宿舎の資料だ。いろいろと尽力
してもらっている菊池さんに感謝したい。このイベントの参加締め切りは8月いっ
ぱいとしたいので、近くなったら案内を出す事にした。            

駐車場が少ないので、乗り合わせて行くとか、グループ分けとか、引率者とか、食
事当番とか、いろいろと決めなければならない事が多いので、プロジェクトチーム
を組んでやるようにしたい。                        

わたるさんから、小菅の現状が報告された。今のところ大きな動きは無いが、瀬音
の森候補地の下見をいつ頃行くかが当面の課題だ。そして、この冬予定している発
眼卵の源流放流を瀬音の森のイベントとして開催したい旨の案内があった。これも
詳しい事は近くなったら案内する事にした。                 

おおよしきりさんが進めている「きのこの森」作りの話をした。ここは場所も良く
山仕事の練習をするのに最適な場所なので多くの会員に参加してもらいたい。手入
れが中心になるので作業が進むと「自分たちのやった事で森がこんなにも変わるの
か!」と実感出来る森作りだ。私自身もこれから何度か行くつもりなので、その際
には案内したい。先日の写真をハミングウェイさんが持ってきてくれたので回覧し
て見た。                                 

そして、川辺川ダム環境アセス誓願署名についての話。この場に用紙を持参してく
れた会員もいて嬉しかった。特に猫ミュウさんにはたくさんの署名を集めてもらっ
た事を感謝したい。この集まった署名を持って来週の九州熊本のダム視察団に同行
したい。                                 

また、来週行なう「瀬音の森・くまもと」の下刈りについての話もした。こちらは
また日を改めて報告したい。                        

そして、終了後の二次会はいつものように「えんなすび」で飲み会。遠来のRYON
さん、初参加の前川さんも加えて北海道での釣りの話や山の話などで大いに盛り上
がった。                                 
遠来のRYONさんに感謝・・・・・あとはまた明日から。