瀬音の森日記 513




妙高高原山菜勉強会



2010. 5. 8-9


妙高高原菱田山荘の周辺で山菜勉強会を開催した。


5月8日(土)9日(日)の二日間、妙高高原菱田山荘にて毎年恒例になっている山菜
勉強会が開催された。瀬音の森の参加者は長南さん、鵜住居さん、渡部さん、さっちゃ
ん、関根さん、奥さん、大ちゃん、NAKANOさん、みきちゃん、JICKYさん、ユーリさ
ん、桂太くん、kurooの13名だった。その他にも沢胡桃の人たちや沢登りの人たちが
大勢いて誰が誰だか分からないような状態だった。話の途中からにゃんちゅうさんとえ
みさんは分かったのだが、他の人は最後まで誰だが分からなかった。主催者が参加者を
把握できないのは情けない限りだが、まあ、誰かの紹介だったんだろう。それにしても
大人数だった。                                
もしかしたら、どこかのチームとダブルブッキングだったのかもしれない。     
      
今回は、雪の重さで折れて山荘の屋根に落ちかかっている桜の大枝を下ろす作業と、枯
れたカラマツの間伐をした。にゃんちゅうさんが桜の木に登り、長南さんが屋根に登り
、枝先は屋根で切り落とし、太い幹はロープで吊り下ろした。木の上で一人で奮闘した
にゃんちゅうさんに拍手が送られた。間伐はいつも通りの作業で無事に3本を切り倒し
た。使っていた麻ロープが切れたのはご愛敬だったが、トラックロープを持参していた
ので、すぐに取り替えて作業を続けた。3本のカラマツが無くなっただけで、山荘の前
方がずいぶん明るくなった。作業の後のビールが旨かった。            
       
その後はいつもの山菜採り。今回は、コシアブラ、タラの芽、ハリギリ、アサツキ、ゼ
ンマイ、コゴミなどなど、本当にジャストのタイミングで素晴らしい収穫が出来た。コ
ゴミ畑で昼食を食べ、山荘に戻って山菜の分類。そして料理へと進む。私はその間に天
ぷらを揚げるためのザルを根曲がり竹とアケビのツルで作っていた。買い出しの渡部さ
ん夫妻も戻り、料理が始まる。天ぷらは外でコンロを出して揚げる。部屋から次々に料
理が皿に盛られて出てくる。天ぷらを部屋に送る。揚げたての天ぷらは本当に旨い。お
酒もどんどん出てきて、宴会状態。締めはJICKYさんの手打ち蕎麦。これは本当に旨か
った。毎度の事ながら、料理を作ってくれた渡部さんと、さっちゃん、JICKYさんに感
謝したい。                                  

一段落すると焚き火に集まる参加者。酒を飲み、ギターを弾いて歌う人、いつもの楽し
い時間が過ぎ、天ぷらの油酔いになっていた私はそのまま沈してしまった。最後はいつ
ものように両腕を持たれ、引きずられるように車の寝床に運んでもらった。どなたか存
じませんがありがとうございました。                      
翌朝、二日酔いで何も出来ない状態。フラフラしながら桂太君とサッカーをやっていた
。もちろん、何も胃袋に入らない。その間に朝食が終わり、三々五々解散となった。帰
る途中、妙高山の写真を撮ろうと車を停めたら、その道路脇に山ウド10本ほどが捨て
られていた。誰が捨てたのか知らないけど、とても良い状態の山ウドだったので、その
まま頂いてきた。山の神様の贈り物かもしれない。