瀬音の森日記 464




西木森林作業体験交流会



2008. 6. 21


西木町の森林作業体験交流会は田沢湖畔の大沢地区で開催された。


6月21日(土)毎年恒例となっている森林作業体験交流会が秋田県仙北市で行われた。
今回は瀬音の森関係で29人、一般参加者合計で70人、指導員他関係者も含めると13
0人以上の交流会となった。瀬音の森参加者はイナさん、田辺さん、原渓さん、藪沢賢治
さん、奥貫さん、藤代さん、PONTAさん、外丸さん、加藤さん、ハミングウェイさん、高
橋さん、坪井さん、杉山さん、坪井さん、岡田さん、佐藤さん、西園さん、八木さん、齋
藤さん、old-beanさん、渓酔さん、堀野さん、佐藤さん、ぬま子さん、布川さん、宮崎さ
ん、渡部さん、さっちゃん、kurooの29名だった。                

朝9時、集合場所の田沢湖畔の大沢地区の駐車場に参加者が続々と集まってきた。車のド
アを開けて、名札、ヘルメット、革手袋、ノコギリ、ナタの配布をする。大勢なので身支
度も大変だ。首都圏からの交流バスも到着し、参加者が窓から手を振るのに応える。全員
揃ったところで、身支度を確認し、会場へ移動開始。畑の中の道を奥の杉林目指して歩く
。とにかく日射しが強く、5分歩いただけで汗が噴き出してきた。会場に到着して、みん
な林の中の日陰に避難する。いやはや、大変な暑さだ。熱中症にならないように注意しな
ければならない。役場の人も集まってきて、開会式が始まった。           

司会の人の挨拶が長く、少々いらつく。暑い日射しの中で立っているのは、寝られないバ
スで来た人や、寝ないで車で来た人なのだから、挨拶は簡潔にしてもらいたいものだ。今
年秋田で開催された全国植樹祭を記念して植樹をすることになった。立派なケヤキを5本
記念植樹した。中には葉が枯れかかっている苗もあったが、無事に活着して欲しいものだ
。瀬音の森担当の苗はしっかりしていたので大丈夫だろう。植え終わって、全員で記念写
真を撮った。葉が開いたこの時期に植え替えられるケヤキも大変だが、大きく育ってもら
いたいものだ。                                 

植樹後、班ごとに分かれて作業場所へ向かった。瀬音の森は5班間伐、6班間伐、7班天
然林育成と分かれた。初心者が多い6班を間伐にしたのは間違いだったように思う。事前
にチェックできなかった責任を感じる。私は5班で間伐担当。作業場所は30年生くらい
の杉林。先折れや曲がり杉を選木する作業が始まった。選木後は作業の安全のために、下
刈りをした。下刈りの時間を使って私は6班、7班の作業写真を撮りに向かった。   

6班は昨年も間伐した大径木エリア。ここでチェーンソーを使えるのがハミさんと加藤さ
んのみ。残りの人は玉切りした丸太を運ぶ作業で、人数が偏って効率がすこぶる悪い。7
班の天然林育成と逆にすれば良いのに・・・と思いつつ、7班の作業場所へ向かう。7班
は秋田支部中心メンバーでチェーンソーの使い手が沢山いるのだが、こちらは鎌を使って
下刈り作業。何だかちぐはぐな班編制になってしまった。途中で会った高橋さんにその旨
を告げて、午後は作業担当替えをしようと話した。午後から秋田支部メンバーと私が6班
に合流することにした。                             

5班の会場に戻ると、実演が終わって間伐作業が始まるところだった。すでに選木が終わ
って、伐るべき木にはピンクのテープが巻かれている。チェーンソーは全部で4台、なる
べく離れた場所で作業を始める。背の高い杉が多いので気を使う。森林組合の人が真剣に
作業を見ている。ボランティアの作業は安全が全てに優先する。慎重に芳香を決めて杉を
倒す。次々に杉を倒し、3メートルくらいに玉切りする。どんどん見通しが良くなるスギ
林が気持ちいい。田辺さんと友人の藤代さんが手切りで間伐をしていた。みんな藤代さん
を応援する。見事手引きノコギリでスギを切り倒した時は大きな拍手が湧き上がった。奥
貫さんがチェーンソーで間伐した時は、周りのギャラリーが大勢で大変そうだった。  

午前中の作業が終わり、開会式の場所に戻ると昼食の準備が出来ていた。大きな鍋で煮た
ミズのみそ汁とお握り&お漬け物が並ぶ。参加者は一列になって、それを受け取り、テン
トや林の日影に入って食べる。疲れた体にしみ込むみそ汁の旨さ。汗が大量に流れている
ので、塩分補給にもぴったりだ。お握りも美味しいし、漬け物は西木ならではの美味しさ
で大満足の昼食だった。この秋結婚する八木さんと齋藤さんが並んで食べている図がいい
。「大人の休日倶楽部」メンバーはまだまだ元気いっぱいで、高らかな笑い声が緑の枝下
に渦巻いている。秋田支部メンバーは三々五々昼寝に入っているようだ。木陰で食後の昼
寝は本当に気分いいものだ。                           

午後の作業が始まった。私は秋田支部メンバーと一緒に6班を応援。5班のエリアよりも
数段太いスギを切り倒して玉切りする。汗がヘルメットの下から流れ落ち、メガネにかか
るのがうっとしい。坪井さんがチェーンソーで玉切りに挑戦した。無事に切り終わるとヤ
ンヤの喝采が起こった。高橋さんが私のチェーンソーを使って玉切りした。体力もあるし
見事な伐りっぷりに感心した。渡部さんが生き生きと間伐作業をしている。玉切りされた
丸太をさっちゃんが運んでいる。こちらも何だかいい感じ。秋田支部のメンバーは間伐エ
リアに来て生き生きしている。ぬま子さん、old-beanさん、渓酔さん、みんな素晴らし 
い。目の前の丸太を片づけているだけで、あっという間に午後の作業終了時間になってし
まった。笛を合図に作業を終え、集合場所へと戻るみんなの顔は充実感に満ちていた。 

閉会式は簡単に終わった。道具を持って汗を拭きながら湖畔の駐車場へと戻る。これから
クリオンで温泉に入り、ひと休みしてから懇親会会場に移動することになる。全身汗まみ
れになってしまったので、車の影で着替え、すっきりしてクリオンへ向かった。この暑さ
だと女性は大変だろうと思う。                          

懇親会会場は田沢湖畔の「思い出の潟分校」。ここは古い木造校舎を「鶴の湯」の佐藤社
長が私財を投じて保存している学校。小さい体育館が懇親会の会場になっていた。到着し
た時はすでに森林組合の人が揃っていた。門脇さんと挨拶する。この夏、再出発するとい
う門脇さんにお祝いの言葉を送った。まだ暑さの残る夕方、乾杯の挨拶前に各自がどんど
んビールの栓を開けて飲み始めてしまったのには司会者も苦笑していた。まあ、この暑さ
で冷たいビールを目の前にしては仕方ない。当然、私もすぐに飲んだくち。      

挨拶があり、ご馳走が並び、ビールが注がれ、宴会が始まった。日が高く、暑い時間から
の宴会というのはどんなもんだろうか・・・などと考えていたのが嘘のように大いに盛り
上がり、あちこちに席を移動しながら大いに語り合った。布谷課長の奥さんが毎回美味し
い料理を差し入れてくれる。ぼたもちだったり、漬け物だったり、これがまた旨い。課長
が持参した濁り酒はあっという間になくなった。料理を作ってくれたお母さん達に挨拶し
たら、いきなり酒を勧められ、調子に乗ってこの辺から記憶が定かでなくなった。どうや
って帰ったのか、どうやって寝たのか・・・・                   

翌朝、何もかも入れておいたポーチが無くなっていて大騒ぎ。何のことはない、帰りに乗
ったマイクロバスの床に落ちていた。いやはや飲み過ぎは怖い。