瀬音の森日記 414


炭材料の間伐



2006. 9. 30/1


9月30日(土)・10月1日(日)の二日間、正丸オートキャンプ場で炭焼き窯作り
の作業を行った。窯作り作業はユンボの故障で粘土掘りが出来ず、専門業者に後日依頼
することにして、炭の材料になる広葉樹の間伐を行った。キャンプ場向かいの別荘地内
のコナラ、クヌギ、リョウブ、ヤマザクラなどの広葉樹間伐を行った。別荘に日が当た
るようにして欲しいという住人の意向で行ったものだが、我々にとっては上等な炭の材
料が確保できるという有り難い作業だった。                   

渡部さん、関根さんに杉田さんを加えた4人で作業した。広葉樹は針葉樹と違い、伐採
する時の危険度が大きいと言われている。幹が曲がっていたり、枝が不均等に張ってい
たりして重心が偏っており、どこに倒れるか予測が難しいからだ。また、別荘の周囲に
は電線が張り巡らされているので、それを切らないようにしなければならない。今回は
チルホールと引き綱を使い、テンションを掛けながら引き倒す方法で安全に作業した。
杉田さんの経験による作業は鮮やかなもので、木ごとに状況を見極めてチルホールのか
け方、テンションのかけ方、引き綱の方向を変える。               

コナラも、アオダモも、クヌギも、リョウブも、ヤマザクラも思った方向に倒した。そ
して、その幹を90センチに玉切りする。これは炭窯のサイズに合わせてあり、割った
ものを縦に積み込むためのものだ。間伐がそのまま炭材料作りにつながっている。倒し
たばかりの木は水気がたっぷりで、じつに重い。太い丸太は二人がかりでなければ動か
すことも出来ない。倒した木の枝を処理して玉切りした丸太を並べるだけで一苦労だ。

昼は焚き火を囲んで思い思いの昼食。関根さんが持参した芋を焼き芋にする。持ってき
てきれたブドウを頂く。これが少し酸っぱくて実に美味しい。私は果実酒用に二房別に
もらって帰った。これをお酒にしたら素晴らしい果実酒になると思う。渡部さんが入れ
てくれたコーヒーを飲みながら、チェーンソーの刃を丸ヤスリで研ぐ。       

午後の作業も間伐の続き。チェーンソーが唸りを上げ、次々に太い木が玉切りされてい
く。杉と違って木が堅いので、少し回すと切れが悪くなる。何度も刃を研いで作業を続
けた。3時頃前川さんがやって来た。さっそく身支度を整えて作業に参加する。チェー
ンソーは危ないので、主に枝処理の作業をしてもらった。             

玉切りした丸太を山のように積み上げ、枝を片付け、葉を掃き終えて、今日の作業は終
了した。杉田さんの伐採技術がとても勉強になった。広葉樹を切る機会はあまりないの
で、貴重な経験になったと思う。これで炭窯が出来てからの材料の心配は無くなった。

道具を片付けて車に積む。私は日曜日に用事があり土曜日のみの作業だった。