瀬音の森日記 374


西木村森林作業体験交流会



2005. 6. 18


6月18日(土)秋田県西木村潟野地区にて恒例の森林作業体験交流会が開催された。
総勢140名にもなる大所帯の交流会だったが、瀬音の森の参加者は渡部さん、琥珀さ
ん、PONTAさん、奥貫さん、澤田さん、たまくらさん、ひらり〜さん、健さん、原渓さ
ん、old-beanさん、ぬま子さん、藪澤賢治さん、モルマーさん、Zizouさん、八木哲生
さん、kurooの16名だった。                         

当日朝、首都圏から参加者も揃い、開会式に臨んだ。田代村長の「西木村は今年で無く
なりますが、仙北市になってもこの事業は継続します」という力強い挨拶に大きな拍手
が湧き上がった。この秋に合併が予定されており、西木村として活動するのは今年が最
後になる。今後どのような形で継続するにしても、森の形は変わらない訳で、これから
も手入れが必要なことは言うまでもない。少しでも長く交流会を通した森の手入れが続
けられるように努力したいものだ。                       

瀬音の森は6班、7班、8班に編成され、間伐作業に入った。植えたままになっている
杉林は太い木や細い木が混在し、見通しも悪い状態だった。この細い木をどんどんチェ
ーンソーで間伐していく。次から次に切り倒し、見通しが良くなったところで、今度は
長柄ノコギリを使って手が届く限りの枝を切り落とす。腕がガクガクして汗が体中から
流れ落ちてくる。林内で日差しは遮られているが蒸し暑く、激しく体力を消耗する作業
だった。それでも目に見えて明るくなる杉林に作業の達成感を感じながら動き回ってい
た。汗が滝のように流れて落ちた。                       

午前中の作業は無我夢中で終わり、昼食の時間になった。昼食は地元のお母さん達が昨
日から頑張って作ってくれた沢山のお握りとみそ汁とお漬け物がズラリと並んでいた。
順番に並んで受け取り、思い思いの場所で食べた。道の真ん中にブルーシートが広げら
れていたのだが、我々は涼しい林の中に入って食べていた。美味しい昼食に舌鼓を打っ
た後は、間伐の済んだ林の中に寝ころんで談笑したり、昼寝をしたりと思い思いに過ご
していた。杉林を渡る風が涼しくて気持ちよかった。               

昼食後、全員が並んで集合写真を撮った。140人以上が集まるのも並ぶのも大変で、
役場の方が声を枯らして叫んでいたのが印象的だった。役場の人に写真を撮ってもらっ
たのだが、出来上がった写真は一人一人が米粒のように写っていた。それにしても大勢
の人が参加する行事に育ったものだ。ここに至るまでの関係者の努力には頭が下がる。

午後の作業も体力を消耗する作業だった。と言っても午前中と同じ作業だったのだが、
暑さが尋常でなく、午前中よりも疲れが早く出たようだ。そんな中、若い参加者と一緒
に枝打ちをしたのが楽しかった。色々話しながらの作業はこういった混生部隊での楽し
みの一つで、若い人が真剣に森林のことを考えていることを嬉しく思った。大学のゼミ
で参加しているとのこと。こういう大学が増えれば森林の事、国土の事などが真剣に討
議されると思うのだが、現実にはまだまだごく少数の大学生しか現実を知らないのだ。

事故もケガもなく無事に作業を終了し、全員がクリオンで汗を流し、懇親会が始まった
。テーブルには西木村の豪華な料理が並び、各テーブルで話の花が咲いている。毎回こ
の時間が楽しみで参加する人も多いと聞く。村の人達に顔見知りがどんどん増えて、懐
かしい人がどんどん増えて、一人一人の繋がりが太くなっていく。西木村と都市住民の
交流の輪と言ってしまえば簡単だが、一人一人の心のつながりが広がっていることを実
感した。                                   

こうした場を提供してもらった西木村に感謝するとともに、心温まる交流がいつまでも
続くようにと願った。                             

また秋に会いましょう・・・あとはまた明日から。