瀬音の森日記 361


第3回 小屋の柱、梁の加工



2005. 3. 26/27


3月26日(土)27日(日)の二日間、炭焼き窯作りが行われた。参加者は渡部さん
、関根さん、加藤さん、kurooの4人でした。渡部さんは二日間、加藤さんと関根さん
は26日のみ、私は27日のみという少人数だった。               

渡部さんが作ってくれた朝食を食べて作業に入った。昨日関根さんが製材してきた材が
まとめてあったものを、渇きやすくするために並べ直し、コロを入れて積み上げた。こ
うしておけば均一に乾燥するはずだ。セメントで固めた煙道(ほど)は乾燥して完全に
出来上がっていた。杉田さんは煙道(ほど)の回りをチェックして修正している。  

今日は製材した材木を使って屋根作りのための準備を行った。柱を4本切って、土に埋
める部分を焚き火で焼く。土中に埋める部分に焼きを入れて炭の層を作ることにより腐
らないようにする。まだ生に近い柱は焚き火の炎でもなかなか焼けず、時間がかかるの
で焚き火の勢いを変えないようにしながら放置して焼け焦げるのを待った。燃えてしま
っても困るので、時々点検しながら同じように焦げるように気を使った。      

柱を焦がしている間、私は梁のほぞ切りをした。垂木を掛ける為のほぞ穴をノコギリと
ノミで掘るのだが、こういう作業は小菅の山小屋作りで慣れていたので簡単に出来た。
時間をかけてコツコツと確実に一つ一つのほぞ穴を仕上げる。畑を耕すのと一緒で淡々
と作業するのがコツだ。午前中で予定していた作業を終えてしまったので、炭焼き窯の
上にブルーシートを掛け、後かたづけをして作業終了とした。管理棟前で焚き火に当た
りながら次回の打ち合わせをして解散した。                   

私はこの後畑に直行・・・あとはまた明日から。