瀬音の森日記 330


山菜&ドイツトウヒ林見学ツアー



2004. 4. 24.25


4月24日、25日の二日間、源流部会主催の妙高高原山菜ツアーに参加した。高速道
路を走り、集合場所の妙高高原ICに向かっている途中で、快晴だった天気が突然雨から
雪になり、路面も真っ白に変わってしまった。あまりの変わりようにいささか慌てたが
、幸いタイヤがスタッドレスだったのでそのまま集合場所に向かった。途中、藪澤さん
と合流し、地図を確認しながら集合場所の山荘に向かった。            

本当にこの時はどうなる事か・・という気分だった。雪はさらに激しさを増し、4月だ
というのに雪山になってしまった。これ以上降り積もったら車での脱出は不可能になる
かもしれない・・などと考えながら山荘に到着した。昨夜から来ていたのは渡部さん、
長南さん、鵜住居さん、石川さん、kazuyaさん、関根さん、安谷さん、平山さんの8人
で、石油ストーブの回りを囲んで暖を取っていた。                

しばらくしてハミングウェイさんから連絡があり、駅まで私が迎えに行くことになった
。渡部さんと二人で駅前にいるハミングウェイさん、琥珀さん、岡田さん、河西さん、
佐藤さん、西園さんと合流し、昼食用にカップラーメンを人数分買った。猫ミュウさん
と土筆さんも合流し山荘に向かう。これで参加予定の18人が全員揃った。雪は相変わ
らず降り続いていた。                             

山荘でひと休みして全員の自己紹介をしてから小降りになった雪の中に釣り、山菜採り
、山荘の回りの間伐隊に別れて作業に入った。私はkazuyaさん、長南さん、藪沢さん
、ハミングウェイさんと一緒に間伐を行った。別荘地なので電線があちこちに張られて
おり、伐倒方向に神経を使う間伐になった。うっかり電線を切ってしまうと大変な事に
なってしまうので慎重に作業し、倒したカラマツはすぐに短く玉切りし、すぐに割れる
ようにしておいた。その後休憩し、薪割りをしたり、庭にテントを張ったりして時間を
過ごしていた。                                

釣りと山菜採りのチームが帰ってきた。山荘内で山菜の解説を安谷さんがしてくれた。
本当なら生えている場所で解説してもらいたいところだが、この天気では致し方ない。
悪天候にもかかわらず沢山の山菜が見つかったものだと驚いた。そのまま山菜の下ごし
らえを全員で行い、今晩の調理へと回された。渡部さんが新潟県の新井まで出かけ、市
場で買ってきた生タコを下ごしらえして茹でてくれた。これが何とも軟らかく、絶妙の
塩味がじつに美味しく、思わずお酒が進んでしまった。他にもカジキマグロなど、とて
も山の中にいるとは思えない料理が出て驚かされた。驚かされたと言えば、安谷さんの
天ぷら。サクサクの衣に包まれた山菜の風味が何とも言えない美味しさで、そこらへん
の天ぷら屋さんでは食べられない素晴らしい出来上がりだった。大量の天ぷらを難なく
、同じレベルで揚げていく・・・これはプロの技だ。渡部さんが作ってくれたコゴミの
マヨネーズ和えも美味しかった。                        

おいしい料理とおいしいお酒が回れば話も弾む。写真を撮るのも忘れて話し込んでしま
った。渡部さんが海鮮鍋を作るよ〜などと言っていたのは聞いていたが、出来上がる前
に一人で沈没してしまった。ヨロヨロと二階に上がり、ハミングウェイさんが敷いてく
れた寝袋にもぐり込んでそのまま寝てしまった。いつもながら情けないことだ。   

翌朝、焚き火の音で目が覚めた。外で誰かが焚き火をしているようだ。もそもそと起き
だし、外へ出る。昨日薪割りしたカラマツが燃えている。立ち枯れしたカラマツだった
ので良く燃えるようだ。焚き火の周りはすでに何人もの人が囲んでいた。缶ビールで恒
例の朝プシュをしているところに窓から「コシアブラを採ってきてくださ〜い」という
声がかかる。朝食に使う分が足りないようなのだ。すぐに手分けして森に入ってコシア
ブラを探す。私は藪澤さんと大きな木を見つけて沢山採ることができた。      

朝食はそのコシアブラを使った混ぜご飯のおにぎりだった。平山さんが料理してくれた
コシアブラご飯をおにぎりにしたもので、聞けば炒めて最後に醤油を落とし、そのまま
ご飯と混ぜるだけとのこと。焚き火の横で食べるコシアブラおにぎりは殊の外美味しか
った。簡単そうなので、今度自分でもやってみようと思った。           

食事の後、焚き火の周りでkazuyaさんによるドイツトウヒ林のナラタケ菌被害の解説が
あった。本来なら現地で行うはずだったのだが、現地への道路が積雪で通れず、現地調
査は秋のきのこ勉強会に行うことになった為に、今回は解説だけになった。ナラタケ菌
の知らなかった実態を興味深く聞き、秋のキノコ勉強会への期待をふくらませた。  

午前中は自由時間となり、私は関根さんや長南さん、平山さんとともにハリギリの新芽
採りに熱中した。持参したラダーを使って木に登り、ちょうど食べ頃の大きさになって
いたハリギリの新芽を採った。大木のハリギリでは、芽まで手が届かず、さすがの関根
さんも苦戦していた。                             

その後、山荘で勢揃いして集合写真を撮り、それぞれ帰路についた。私は石川さん、カ
ワニシさん、長南さん、鵜住居さん、kazuyaさん達と温泉に行って汗を流した。   

春の味を満喫した妙高高原でした・・・あとはまた明日から。