瀬音の森日記 267


読売新聞の取材



2002. 11. 24


11月24日(月)午後6時、読売新聞の取材が入った。これは11月18日に読売新
聞科学部の記者から”毎週水曜日夕刊の「NGOの窓」という、環境保護活動に取り組
む団体を取り上げるコーナーで、瀬音の森の活動を紹介させていただけないでしょうか
”というメールが入り、その後何度かお互いに調整して実現した取材だった。    

最初は小菅での間伐教室やピザ窯作りの取材を勧めたのだが、日程的に取材に行けない
ことが分かり、急遽平日に事務局で行いたいという事になったのだ。私が取材を受ける
ことも考えたのだが、聞いてみたところ会員が会の紹介をするのでも構わないとのこと
で、急遽会員を取材してもらうことにした。平日に動ける人で会社の近くに勤務してい
る会員・・・何人もの顔が浮かんだのだが、読売新聞の夕刊の読者層などを考えていた
ら自然にハミングウェイさんの顔が浮かんだ。そうだ、ハミさんがいい。      

さっそくハミングウェイさんに取材の依頼をした。すぐに返事があり「いや、若い人に
したほうがいいよ」というハミさんを無理矢理説得して同意してもらった。若い人には
まだまだこれから色々な取材に応じてもらうことになるはずだ。記者さんとも連絡を取
り、時間と場所を決めたのが先週終わりの事だった。               

6時ちょうどにやってきた記者は、ハキハキした若い女性だった。3人でいろいろな話
をして、しばらく雑談する。お互いの紹介やら、会の成り立ちやら、どんな事をやって
いるのかとか、取材とも雑談ともつかない会話が続く。会の成り立ちなどの話は私がか
いつまんで説明し、一通り話したあとでその場を去った。その後はハミングウェイさん
への記者さんの取材となり、1時間くらいかかっただろうか。充実した取材だったよう
だ。取材を終えた記者さんに瀬音の森通信一式と瀬音の森ポストカードをプレゼントし
た。お礼を言ってドアに消えた記者さんを見送り、近くの居酒屋に飲みに行った。  

こうしてマスコミの取材を受けるのは3回目になるだろうか。特に広報活動をしている
訳でもないのに有り難いことだ。どんな記事になるか分からないが、とりあえずハミさ
んと「お疲れさま!」の祝杯を上げた。マスコミの記事は記者が書いている。当たり前
の事だが、記事は記者のもので、我々がこう書いて欲しいと思ってもそうはいかない。
ただ、読む人は新聞の記事に書いてあることは信じてしまう、という問題がある。日頃
そう思いながら新聞を読んではいるのだが、いざ自分が記事になったりすると「そんな
事言ってないのになあ・・」という記事になることも多いようだ。         

小さいコラムだということなので、どこまで書いてもらえるか分からないが、楽しみに
12月4日の夕刊を待ちたい。いつも会のイベントで気を使ってもらうハミさんにささ
やかでもお礼が出来ればという気持ちだったが、裏目に出ないことを祈りたい。二人で
飲んでいると話がどんどんずれていって、そのうち何だか分からなくなってしまった。

今日は読売新聞を見直した・・・あとはまた明日から。