瀬音の森日記 253


小菅・秋蕎麦の種まき



2002. 8. 3


8月3日(土)小菅の畑で秋蕎麦の種まきの日だ。私は今まで何故かアグリ部の作業
には参加することが出来ず、じゃがいもも蕎麦も悔しい思いをしてきた。今回は参加
者が少なそうだという声も聞かれたので、急遽参加することに決めて勢い込んで出か
けてきた。いつもの駐車場には猫ミュウさんの車が止まっていた。おそらく山小屋に
泊まっているのだろうと思い、支度して山を登り、久しぶりに山小屋に行った。  

案の定、猫ミュウさんが泊まっていてちょうど朝のコーヒーを入れているところだっ
た。何てラッキーなことだと喜びながらおいしいコーヒーを頂いた。昨夜の夕立にも
屋根や雨樋は何の問題もなく役に立っていたとのことなので一安心だ。水場の配管を
修理して山を降りた。まだ誰も来ていないのでビールを飲みながら鉈を研いでいた。
そうこうするうちに加藤さん、野村さん、しゃあさんが到着。みきちゃんと吉川さん
も向かっているとのことなので作業を開始した。                

まずは畑の草むしり。じゃがいも収穫の際にある程度草むしりをしたはずなのだが、
畑一面に雑草が茂っていて、とてもじゃないが畑に見えない。端からすこしずつ草の
根を抜くようにむしりだした。これがじつに重労働で、軍手を使っていたのだが、手
の感覚や握力が無くなるような大変さだった。しゃあさんなどは軍手も帽子も無しで
草むしりをしているのだから恐れ入ってしまう。途中でみきちゃんと吉川さんも合流
し、わいわい言いながら草むしりをしていた。時折、掘り残したじゃがいもが出てく
るのをまとめて塚のように土をかけて保存する。じゃがいもをこの強い日光にさらし
たらすぐに苦くなってしまう。                        

コマメちゃん(耕耘機)を運んできて組み立てていたら車軸に差す金具が無いことが
判明して大騒ぎになった。野村さんが金具を探しに金物屋に走り、その間はコマメち
ゃんが使えない。草むしりは続けていたが一抹の不安が畑に漂っていた。しばらくし
て野村さんが買ってきたボルトは何とか使えそうなので一安心。さっそくコマメちゃ
んで耕耘に入った。端からゆっくりと耕耘する野村さんを見ていて、無性にやりたく
なり、無理矢理代わってもらいコマメちゃんを運転した。            

耕耘機は初めてだったのだが、畑を耕すポイントは分かっているのですぐに慣れ、淡
々と作業を進めた。畑仕事は何ごとも淡々と進めるに限る。その後猫ミュウさんにバ
トンタッチし鍬で畝切りに入った。本来なら糸を張って、それに沿って畝を切るのだ
が糸巻きも無いので目見当でやる。案の定、微妙な曲線を持つ不思議な畝が出来上が
った。まあ、蕎麦だからこれでもいいのかもしれない。             

ミキちゃんが種を播き、野村さんが土をかけていく。この列に芽が出て育ち、花が咲
いて実がなるのだ。みきちゃんの責任は重大である。責任は重大であるが、責任を感
じる必要はさらさら無く、今後のイノシシ対策の方が重要であることは全員が分かっ
ている。今後の草むしり、柵作り、網掛けなど手を抜けない作業は収穫まで続く。蕎
麦を育てるということはそういうことなのだ。                 

やっと作業が終わり、昼食を食べられるようになったのが何と午後4時!河原に集ま
って、まずは冷たいビールで乾杯した。いやはや旨いのなんの・・・このビールを飲
むために頑張ったようなものだからじつに旨い。鍋に湯を沸かしそうめんを茹でる。
薬味のきゅうり、紫蘇を刻んで食べるそうめんの旨いこと。いくらでも入ってしまう
。舩木さんから差し入れされたきゅうりも旨い。そのうち、じゃがいもを食べようと
いうことになり収穫したばかりのジャガイモを洗って鍋で煮た。一緒に一株だけ収穫
された枝豆を煮た。こういうのもなかなかいいもんだ。             

汗と埃にまみれた後のビールが最高・・・あとはまた明日から。