瀬音の森日記 193


西木村で「再会の森」事業開始



2001. 6. 16


6月16日・17日秋田県西木村での【瀬音】・【瀬音の森】合同オフラインミーテ
ィングが開催された。これは同時に西木村の「再会の森」事業開始のイベントでもあ
った。このイベントの為に首都圏や岩手県、地元秋田県から集まってくれた参加者は
車や夜行バスなどで寝ないで来てくれた。本当に有り難いことだ。        

参加者は以下の通りだった。わたるさん、琥珀さん、猫ミュウさん、ハミングウェイ
さん、岡田さん、三井さん、三浦さん、健さん、澤ジュリーさん、ひらり〜さん、 
PONTAさん、加藤さん、稲垣さん、岡島さん、ふるほんさん、家鴨さん、岩手の井戸
堀さん、菅原さん、高野さん、高橋さん。そして幹事の藪澤賢治さんとkurooの合計
23人だった。                               

参加者は三々五々、会場の松葉公民館前に集合した。私が着いたときにはすでに大勢
の参加者が集まっていて、一瞬遅刻したかと思ってしまったほどだった。久しぶりに
逢うメンバーも多く、挨拶に時間がかかる。西木村の関係者もすでに到着していた。

「再会の森」植樹会場は、公民館にほど近い小波内(おなみない)地区にあり、そこ
まで車で移動する。小波内川に面した広場が会場になっていて、現状は土木工事残土
を敷き詰めた駐車場のような感じに見える。ボランティア作業に参加する西明寺小学
校の児童も一緒だ。ここで全員勢揃いしてお互いの紹介と挨拶をした。      

役場の門脇さんに頼まれて、児童の前で「なぜ瀬音の森は森林ボランティアを行うの
か」について15分程話した。森と川と魚の関係、釣りと森林ボランティアの関係な
どを分かりやすい言葉で話したつもりだが、果たして分かってもらえたかどうかちょ
っと心配だ。子供たちは真剣に聞いてくれて、最後には質問も出してくれた。   

作業は間伐材の皮を剥いて杭を作ること。チェーンソーで切った丸太を日影に運んで
ナタや鎌で皮を剥く。これがけっこうな重労働で、おまけに子供たちと一緒の作業な
ので怪我をさせないように気を配らなければいけない。おまけに私は全体のチェック
もしなければならないので気を使った。天気が良くて額から汗が流れ落ちる。暑い。
子供たちと一緒の作業は楽しかった。魚のことや釣りのこと、はては文通友達を紹介
してくれというような話まで飛び出して大騒ぎ。子供たちが真剣に作業する姿を見な
がら、瀬音の森でも子供たちと共同で作業するような機会が必要だなあ・・と感じて
いた。どうやったらそんな機会が作れるのだろうか。              

途中で時間になり子供たちは学校へ戻った。このような課外授業がのちのち記憶に残
るものなんだよなあ・・と思いながらスクールバスを見送った。良い環境と良い先生
に見守られて、あの子供たちは幸せだ。さてさて、残された我々はひたすら杭の皮む
きに勤しんだ。チェーンソー2台で杭の先を削り落として尖らせる。それを運んで積
み上げる。全員黙々と200本の杭作りに没頭していた。            

午前中に何とか作業が終わり、村の好意で昼食の差し入れ。おにぎりとみそ汁、そし
てたっぷりのワラビやお漬け物。日影にシートを敷いておいしい食事を頂いた。ミズ
のたっぷり入った鯖味噌缶詰入りのみそ汁がじつに美味しかった。近くの林でホオジ
ロが盛んに鳴いていてにぎやかだ。目の前には透明な小波内川の流れがキラキラと光
を反射している。ハミングウェイさんが差し入れしてくれた缶ビールを飲んでいると
何だか眠くなってきた。                           

さあ、夕方まで釣りでもしようか。