瀬音の森ニュース 72


西木村再会の森造成&間伐作業



2002. 6. 22.23



秋田県西木村で再会の森造成作業とスギ林の間伐作業を行いました。

5月21日(金)の夜からバスや自家用車で秋田県西木村に向かい、22日の朝9時に再会
の森に集合したのは渡部さん、鈴木さん、奥貫さん、田辺さん、澤田さん、内田さん、岡田
さん、湯浅さん、平川さん、三浦さん、高橋さん、一条さん、佐久間さん、高橋さん、今井
さん、菅原さん、高野さん、黒沢の18人の瀬音の森参加者と小田原育林隊8名、MORIMO
RIネットワーク関係者6名、首都圏ふるさと会1名、地域交流センター2名と大勢の村関係
者の皆さんでした。                                

参加者の前で森作りの意義を語る布谷会長。 最初の作業は枝打ちです。長柄ノコギリを手に渡部さんと鈴木さん。

作業は小雨が降る中での枝打ちでしたが、あまりに大勢が一箇所に集中するのは危険と判断
し、瀬音の森関係の参加者で再会の森の土壌改良をやることにしました。スギ林の柔らかい
腐葉土を一輪車や軽トラで運び、植栽木の周辺に播くのです。腐葉土はシードバンクとなっ
ており、これを播くことで草の発芽を促そうというものです。作業自体は土を掘ってひたす
ら運び、木の回りに播くという土木作業です。大汗をかきながら頑張りました。     

昼食は河原で食べます。地元のお母さんが作ってくれたおにぎりとみそ汁。 食事中の岩手メンバー。今回も食当で大活躍。

昼食は小波内集落のお母さん達に作ってもらったおにぎりとみそ汁や豚汁を河原で頂きまし
た。暖かいみそ汁は冷えた体に染みとおるおいしさでした。いつもながら会話の弾む時間で
す。満腹になったところで午後の作業の始まり。午後は再会の森上流の杉林間伐です。小波
内集落のお父さん達と森林組合のお兄さん達がここでは主役です。我々もそれに負けずにチ
ェーンソーを使って間伐をしました。足下と周辺に気を配りながら、スギを倒します。ヒノ
キと違って簡単に切れるので楽な作業でした。                    

予定の面積を終了したのが2時半。再会の森に戻って全員で記念写真を撮りました。その後
集落の会館で着替え、バスで村内見学に行く人、温泉に行く人、釣りに行く人、テレビでサ
ッカーを見に行く人など、思い思いに過ごしました。                 

参加者全員の集合写真です。皆さんほんとうにお疲れさまでした。

夜7時から宴会が始まりました。各参加グループの紹介などで盛り上がり、乾杯に移ります
。昼間の作業の話などで盛り上がりながら、ビールや日本酒が注ぎ注がれます。つまみは山
菜料理が山盛りでどれから食べようか迷うほどでした。また、今回も瀬音の森岩手支部の皆
さんによる、料理の差し入れがあり、参加者の舌を楽しませてくれました。岩手の皆さん本
当にありがとうございました。                           

就寝は公民館で。朝飯は岩手メンバーが作ってくれました。朝の会話で中心になったのは田
辺さんが35センチのヤマメを釣ったこと。今回初参加の田辺さん、無欲の釣りが大物ゲッ
トにつながったようです。東京行きのバスは9時に公民館を出発です。あっという間の二日
間でしたが、この秋の再会を約束して解散となりました。皆さんお疲れさまでした。   

瀬音の森参加者全員の集合写真です。また秋に会いましょう。