瀬音の森ニュース 255


仙北市森林作業体験交流会



2012. 6. 23



二年ぶりの仙北市森林作業体験交流会に参加した瀬音メンバーの活躍。


 6月23日(土)、仙北市森林作業体験交流会に参加した。毎年行われていた森林
ボランティア作業だったが、昨年は東日本大震災の後で中止となり、二年ぶりの再開
となった。久しぶりに会う人ばかりなので、楽しみだった。           
 会場でいつものように、ヘルメット、革手袋、ノコナタ、名札を配布する。会は解
散したが、今までの流れで私が道具類を管理しているので、今まで通りの作業となっ
ている。懐かしい人と挨拶しながら久闊を辞すこの時間が楽しい。        

参加者が集まってきた。懐かしい顔が揃う。 ハミさん一行も到着した。


続々と瀬音のメンバーが集まる。 おそろいのオレンジヘルメットが凛々しい。


疲れる前にと、作業前に集合写真を撮る。 門脇市長の挨拶。

 揃いのオレンジヘルメットをかぶった瀬音のメンバーは1班と2班に編制された。
いつものようにベテラン扱いで、チェーンソーなどを使う班になっているようだ。
 開会式、市長の楽しい挨拶が終わり、作業場所へと歩く。歩いて10分くらいの山
に作業場所があった。歩道の刈り払いなど、担当者が事前にやってくれているおかげ
で楽に歩ける。今回は170人もの人が山に入る訳で、担当者の気の使い方はさぞ大
変だったのではないかと思う。                        

開会式で整列している。 全体はこんな感じ。170名の参加者が揃った。


森林組合の指導員が勢ぞろい。 会場の山に向かって歩く。


山へ山へと・・。 ここが会場。この杉林の下刈り、枝打ち、間伐をする。

 作業は下草払いから開始。見通しの悪い17年生の杉林。大鎌を使うので、近接作
業をしないよう声を掛け合いながら進む。疲れると事故につながるので、交替しなが
ら作業する。すぐに汗が噴き出して、ツナギが濡れる。             
 チェーンソーを使った間伐も始まった。見通しの悪かった林はみるみる明るくなっ
てゆく。下刈りで使っていた大鎌で、枝打ちをすると楽に枝打ちできる事が分かって
枝打ちも進む。                               
 杉林はどんどん明るくなっていく。                     

PONTAさん間伐中。 加藤さんは枝打ち。


ハミさんは大鎌で枝打ち。 原渓さんはノコギリで間伐中。


杉山さん。 沢山さん。


ひらり〜さん。 間伐する木を選んでいるところ。


渓酔さんは力まかせの間伐。 PONTAさん間伐中。


岡田さん、百合さん、イナさん。 休憩中。お茶が旨い。

 休憩タイムに飲むお茶が旨い。ひと息ついて見渡すと、作業の成果がひと目でわか
る。森林作業はこの達成感がすばらしい。                   
 午前中で作業を終える必要があるため、休憩後もがんばる。他の班のスペースへど
んどん入り込んで下刈り、間伐、枝打ちをする。瀬音のみんなは本当に元気だ。  

最後の下刈りが続く。 鬱蒼とした林がきれいになった。

 午前中の作業が終わった。汗を拭きながら集合し、体育館へと戻る。      

 体育館では地元のお母さん方が作ってくれた、お握りと味噌汁に舌鼓をうった。そ
して、思い思いの休憩。寝不足の人もいるようで、横になっている人が多かった。 

体育館で昼食。 昼休み。寝不足の人は寝る。

 午後は、千葉家の家伝林の見学。私にとっては、今回のハイライトとなるイベント
だった。じつは、十三年前、この家伝林を見たことがあった。雪の中で見た千葉家の
家伝林は素晴らしいもので、その時の感動が「瀬音の森」を作るきっかけになったよ
うな気がしている。今回、その家伝林を見学出来るということで、楽しみでワクワク
していた。                                 

 千葉家家伝林・秋田杉長伐期林、最大胸高直径118センチ、最大樹高53メート
ル。これが、一本二本でなく、林になっているところを想像して欲しい。     
 人工林としては日本最大の杉林。秋田杉の見本林としても、文化財としても、秋田
県の誇りと言うべき杉林だ。この杉林の中に入ると、自分がひとまわり小さくなった
ような錯覚を覚える。スギと人の比率がおかしくなり、頭がすこし混乱する。   

 千葉家当主の茂樹さんがマイクで解説してくれた。個人所有の林分でありながら、
ここまでの林分を残すことの大変さ。林業を取り巻く環境の厳しさなど、切々と胸に
せまるものがあった。二百年間育った杉も、伐採は十分で終わるという話は胸の中に
とげのように刺さった。残すことの大変さと素晴らしさ。このような杉林があること
を、全国の林業関係者や小学生に知って欲しい。                

午後の作業は千葉家の家伝林へ。 すばらしい200年生の杉林。千葉家の家伝林。


この太さの杉が林になっている。 当主の茂樹さんから家伝林の解説があった。


このすばらしい林。 50メートルの樹高を見上げる。


切り株の上に立つ。 見事な林。


この太さ。 杉と人間の比率が変だ。人間が小さい。


一番大きかった杉の切り株。雷で倒れた。 一列になって杉の中を帰る。

 申し訳程度の林道整備を終えて会場に戻り、閉会式となった。家伝林の余韻に浸っ
ていて、挨拶は覚えていない。                        
 5時半の懇親会まで自由時間。我々も温泉に行く。              

案内板の写真を撮る人が多かった。 閉会式

 懇親会が始まる前から車座になって飲んでいた。なし崩しに始まった懇親会。たく
さんの料理とお酒。ワイワイとにぎやかな会話。                

懇親会の風景、その1。 懇親会の風景、その2。


懇親会の風景、その3。 懇親会の風景、その4。


倉田さん。 似た二人。田辺さんと千葉さん。


懇親会の風景、その5。 蕎麦を作ってくれた。


目立つTシャツはPONTAさん。 徐々に飲み会が小さくなってゆく。

 ここでしか会えない人と話をする。コップをもってあちこち話ながら飲む。紹興酒
が美味しい。蕎麦を打ってくれるので、お腹が空いたら蕎麦を食べる。豪華な懇親会
だった。いつものように途中から記憶がまだらになっている。          
 気がついたら体育館の床に横になっていた。                 


 翌朝、飲みすぎた二日酔いの頭を押さえながら、みんなと話す。朝食はとても食べ
る気にならない。                              

朝、バスを見送るためにみんな集まる。 首都圏に帰るバスを見送る。今回は2台で来た。

 これから首都圏に帰るバスを見送る。バスを見送れば、今回の交流会も無事に終わ
る。あっという間の二日間だった。バスに向かって両手を振る。バスの人もみんな手
を振って別れを惜しむ。恒例になった、最後の行事。              
 皆さん、お疲れさまでした。