西木村で会議の合間に釣り


森作りの会議が西木村であり、その空いた時間で釣りをした。



西木村での釣り

5月24日(土)今日は西木村で会議があり出席することになっている。本当なら新
幹線で行けば楽なのだが、どうしても釣りがしたくて自分の車で行くことにした。朝
3時半に起き、4時に出発。道路はまだ空いていて順調に東北道を北上する。途中2
回の給油&休憩をして盛岡インターに着いたのが9時。田沢湖を通り抜け、西木村の
再会の森(秋田瀬音の森)に着いたのが10時だった。             

半年前に植えたカエデ、ブナ、ヤマザクラは全て活着し、大きな葉を茂らせていた。
心配した根腐れもなく順調に育っているため、まずは一安心。ここには秩父や丹沢と
違って鹿がいないので食害の心配はない。一回りして無事を確認し、川に向かう。 

しばらく車を上流に走らせて適当なところに止める。車を降りて釣りの準備をする。
いったいいつ以来だろうか釣りをするのは・・などと考えるが、昨年の北海道を別に
すると1年前同じ西木村で4日間連続ボウズをくらって以来の釣りになる計算だ。図
らずも同じ場所でのリベンジになった訳だ。今日はテンカラでやる。釣り券は橋の横
の雑貨屋で買って帽子に付けてある。おにぎりもポケットに入れた。完璧だ。   

久しぶりの渓歩きに足下がおぼつかない。ヨロヨロ、フラフラと河原を歩く。1時間
遡行したが魚影も当たりも全くないので下流に移動することにした。淵が連続する渓
相でのテンカラは難しい。下流の瀬と淵が交互にあるところに移動した。ここでは上
空が開けていて思う存分竿を振ることが出来る。とある淵の真ん中に岩があり、その
向こう側に大きなイワナが定位していた。                   

ピーカンの日差しの下、そっと見ていると何やら食べている様子。見える魚は釣れな
い、という言葉が頭をよぎるが、そっと毛針を振り込む。流れる毛針にチラッと反応
する。「おっ、これは!」と、はやる心を抑えながらの三投目、ヨラッと影が動いて
水面へ! パシャッと小さな水しぶき「来たぁ!」瞬間、竿をあおると強烈な重さが
腕に伝わってきた。ガンガンガン!という久しぶりの感触。そのまま手元に引き寄せ
ようとするが、イワナも抵抗する。ブゥゥゥン!という糸鳴りが聞こえた。こいつは
でかいぞ!。慎重に寄せるつもりだったがテンカラだという事を思い出し、強引に岸
の草むらへ抜き上げて暴れるのを抑えた。久しぶりの大物だ。ポケットからメジャー
を出して当てると28センチ! 丸々と太った西木村のイワナだった。      

そのまま写真を撮ってリリース。気分良く更に上流へ行く。その後25cm、20cm
、24cmとイワナが竿を引き絞り楽しませてくれた。実質1時間で4尾のイワナが釣
れたのは私にとって大満足の釣りだった。                   
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2:00〜4:30 会議                          
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6時からの懇親会までの1時間半。午前中と同じ所に入って釣りをしたのだが、ハッ
チは大量にあるのに、まったくライズが無いと言う状態で、毛針への反応はまったく
無かった。おそらく水中を流下する大量の餌に飽食していたのだろう。それにしても
あれだけハッチがあるのに静かな水面というのは変なものだ。これからゴールデンタ
イムなのだが懇親会出席のために泣く泣く竿をたたむ。せめてあと1時間釣りが出来
たら・・・とは思うが、こればかりは仕方ない。会議と懇親会がセットなのだから出
ないわけにはいかないのだ。                         
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6:00〜10:00 懇親会(公民館)&二次会(ドリーム)         
小波内集落の高橋さん宅に泊めてもらう。                   
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翌朝、高橋さんのお母さんの心づくしの朝食を頂き、8時頃雨が降っている中を川に
降りて釣りをした。今日は午前のみの3時間の釣り。雨が降ったり止んだりで、餌釣
りだったら最高の条件なのだが、昨夜来の雨で増水した川はテンカラには手強い。お
まけに入渓した場所がゴルジュ風で淵の連続なのもつらかった。それでも15センチ
と18センチのヤマメが釣れた。イワナは淵の底に沈んでいるようだ。      

10時頃、雨が土砂降りとなり、水面も泡立つような状態になってしまったので納竿
した。まあ、このコンディションで魚の顔を見ただけ良しとする。昨日はイワナ4本
、今日はヤマメ2本、なかなか気分の良い釣りが出来た。雨の小波内集落を歩きなが
ら、田植えの終わった田んぼや、新緑の葉を雨に濡らして重そうに枝を垂らしている
木々を眺めていた。釣り人には好かれないだろうが、この時期の雨は木々や山や動物
にとって恵みの雨なのだなあ・・と実感していた。               


 
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