瀬音の森・源流部会


秩父大洞川和名倉沢 清掃山行



2008. 3. 15



●日時:2008年3月15日(土)            
●参加者:吉瀬さん、関根さん、大村さん、長南(報告者)
●場所:大洞川和名倉沢                

今年度の清掃山行は和名倉沢で昨年10月に計画されたが、順延となり年が明けた3月
に実施された。 3月ということもあり、天候によっては沢に入ることができないこと
も危惧されたが、移動性高気圧に覆われ春の陽気の中で気持ちよくゴミ拾いをするこ
とができた。                                

山肌にはうっすらと雪が残る 吊橋を渡り和名倉沢へ


炭焼きの跡がきれいに残っていた 和名倉沢の遡行をはじめる

朝9時に二瀬ダム駐車場にて集合。三峰道路分岐あたりに車を停め、吊り橋まで小尾
根を下る。山道を回り込み和名倉沢へ。このあたりは釣餌の箱などのゴミが目立つ。
このあたりは帰りに集中的に拾うことにして遡行開始。
ゴミを拾いながらゆっくりと遡行する。残雪は沢沿いの日陰にポツリとある程度。た
だ両岸からの支流は氷瀑になっているところが多い。しばらくはペットボトルや食い
物のゴミがポツポツと落ちていたが、遡るにつれほとんどゴミがなくなってきた。昨
年の市丿沢でも感じたことだが、釣師のマナーがよくなったのだろう。安谷さんが数
年前に和名倉沢でゴミを拾った時と比べたらかなり減っているそうだ。      

和名倉沢はナメなど岩盤がはっていてる美渓 両岸からの枝沢は氷瀑になっている


ゴミを担いで巻き上がる 一息つく参加者

ゴミが少なくなってくるとやはり目線はポイントに向かうようだ。和也さんが前方で
手尺でサインを送ってくる。関根さんが竿を出して粘るが水温は未だ低く全く見向き
もしないようだ。                              
予定では左岸からの道が降りてくるあたりまで行くつもりだったが、場所によっては
雪が沢を覆うようなところも出てきたし、凍っている箇所も増えてきた。それに何よ
りもゴミがなくなってきたのでこのあたりで戻ることにした。          

出てくる滝もいい感じに磨かれている 徐々に沢の中にも残雪がでてくる


沢が雪に埋まる箇所もでてきた 左岸道に巻上がり小さな尾根の乗越しにあった山の神

標高700mあたりで左岸の尾根にあがり左岸道にでる。左岸道は演習林を抜けたあたり
からゴミが目立つ。沢よりもこの道の方がゴミは多いようだ。山仕事で放置されたも
ののようだが、昔の一升瓶や瀬戸物のかけらはよく他の山でも見るが、このあたりは
最近の作業で捨てられたもの多い。                      
最後に、道が和名倉沢を渡るあたりのゴミを収集して大洞林道にあがる。     

今回の収穫(?) 和名倉沢のゴミを前に集合写真

今回の清掃山行は、距離にして1.5km程度だろうか。少なくなったとはいえ、最後に
集めて分別してみるとやはりそれなりのゴミの量だった。